ゴクリと唾を飲み、緊張の中挑んだ一次面接で努力を惜しまない自己PRを話たら。
「努力って当たり前じゃないの?」と軽くキレられ、落ちた…。
脳みそからドバドバ汗が出そうなほど、時間をかけて書いた自己PRだからこそ。
「もうお祈りメールが来るのは嫌だ…質の高い例文を参考にしたい!」と思いますよね。
実際私も模擬面接で、「努力できることの何が凄いの?」と、鬼の形相で詰められ撃沈しました。
結論、質の高い努力を惜しまない自己PRを知れば、3分で解決できます。
そこで就活戦略では、努力を惜しまない自己PR例文や作成法。
言い換え方や注意点などを、徹底解説します。
1:あなたは当てはまる?努力を惜しまない性格の人の定義・長所
努力を惜しまない自己PR例文を見る前に、「本当に自分に合った強みかな?」時になりますよね。
なので、定義2つを紹介します。
この2つどちらかに当てはまれば、あなたは努力を惜しまない人
定義1.主体的に目標達成のために行動できる
定義2.そもそも努力を努力だと思っていない
定義1.主体的に目標達成のために行動できる
”主体的に”というのがポイントです。
例えば、他人に説得されてイヤイヤ行動した経験は、努力を惜しまないとは言えませんよね。
誰でも、絶対に1つは主体的に動いた経験があるはず。
大学受験やアルバイトでの接客、友達付き合いなどで「主体的に動けたことは?」と振り返ると見つかりますよ。
ちなみに、私は1回だけ発揮した強みでも、自己PRして良いと思っています。
なぜなら強みは、シチュエーションや関わる人によって、発揮する・しない時があるからです。
(どんな行動でも発揮する強み=あなたの強みではない!)
1回でも主体的に行動した経験があるなら、努力を惜しまない強みを自己PRしましょう。
定義2.そもそも努力を努力だと思っていない
努力できる人に多いのが、努力の基準値が高いことです。
意識せずとも、目標達成のための行動量や思考量が多いんです。
周りから、「努力家だね!」と言われて、「別に普通だけどなぁ」と思った経験はありませんか?
上記に当てはまるなら、あなたは努力を惜しまない強みがあると言えますよ。
2:【面接官が100%納得!】努力を惜しまない自己PR例文3つ
例文1.努力を惜しまず精進した自己PR
例文2.勉強(TOEIC)で努力した自己PR
例文3.努力を惜しまない強みの自己PR
例文1.努力を惜しまず精進した自己PR
【例え300回挫折しても、乗り越えられる努力とチャレンジ精神】
私は、幼少期から格闘技を見ることが大好きでした。大学入学を機に、少林寺拳法部に入部しました。「初めから否定することは簡単。無謀なことでも、1度挑戦してから判断しよう!」との思いがあったからです。
案の定、9割が経験者。私の技の習得が遅いことで練習が遅れ、悔し涙をこらえながら練習する日々でした。そこで脱初心者を目標に行動。①先輩の技を撮影し実践。②アドバイスを愚直にマネて自主練。これを1日1時間、3カ月継続しました。結果、3カ月後には経験者レベルに上達!
初めは思い通りにできず「どうせ自分はダメだ…」と思ってばかり。しかし「甘えているから否定するんだ、300回挫折しても絶対乗り越える!」との思いで、挫折を何度も乗り越え継続したんです。
この様に努力を惜しまない強みを貴社で活かせば、結果にくらいつく人材になれますし。否定せずチャレンジし続け、毎日1mmずつでも成長ですることで貢献します!(425文字)
一文目で興味を惹きつけて、強みの価値がグッと伝わる自己PRになっていますよね。
(コツや書き方は、後述)
実は上記の例文は、ある就活生が知恵袋で添削を依頼していた自己PRです。
勝手に私が修正してみました!
▼私が修正する前の自己PRはコレ
私が添削した自己PRの方が、圧倒的に読みやすいですし内容が伝わります。
また、努力を惜しまない強みを最大限にアピールできた自己PRになっています。
例文2.勉強(TOEIC)で努力した自己PR
「勉強で努力した自己PRを書いたけど、不安だから例文を見たい」と思うはず。
なので、TOEICのエピソードで努力した自己PR例文を考えました!
詳しくは「【勉強で努力した自己PR】作成法やコツ・例文を内定者が解説!」で解説しています。
例文3.努力を惜しまない強みの自己PR
「努力を惜しまない強みを自己PRすると、当たり前と思われる」と悩みますよね。
そんなあなた向けに、当たり前と言わせない自己PR作成法を解説しました!
詳しくは「当たり前と言わせない!努力を惜しまない自己PR例文5つ・作成法」をどうぞ。
3:「自己PRやガクチカ、志望動機が書けない、自信0」な就活生のあなたへ
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2章:30分で簡単!評価UPの強み・やりたいことがわかる7ステップ自己分析法
3章:凄い経験や強みが0でも内定!5ステップの自己PR・ガクチカ作成法
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4:努力を惜しまない姿勢を自己PRする作成法・ポイント3つ
では、例文の1つ目で紹介した自己PRを使って、作成法とポイントを解説します。
マジで超簡単!努力を惜しまない自己PRの作成法
ステップ1.強みをキャッチーにして目立たせる
ステップ2.エピソード背景と行動理由を説明する
ステップ3.取り組みと結果を数字で伝える
ステップ4.結果が出た理由と強みを結び付ける
ステップ5.強みの活かし方を断言して伝える
例文の1つ目で紹介した自己PRに当てはめると、下記の感じ。
【例え300回挫折しても、乗り越えられる努力とチャレンジ精神】(ステップ1.強みをキャッチーにして目立たせる)
私は、幼少期から格闘技を見ることが大好きでした。大学入学を機に、少林寺拳法部に入部しました。「初めから否定することは簡単。無謀なことでも、1度挑戦してから判断しよう!」との思いがあったからです。(ステップ2.エピソード背景と行動理由を説明する)
案の定、9割が経験者。私の技の習得が遅いことで練習が遅れ、悔し涙をこらえながら練習する日々でした。そこで脱初心者を目標に行動。①先輩の技を撮影し実践。②アドバイスを愚直にマネて自主練。これを1日1時間、3カ月継続しました。結果、3カ月後には経験者レベルに上達!(ステップ3.取り組みと結果を数字で伝える)
初めは思い通りにできず「どうせ自分はダメだ…」と思ってばかり。しかし「甘えているから否定するんだ、300回挫折しても絶対乗り越える!」との思いで、挫折を何度も乗り越え継続したんです。(ステップ4.結果が出た理由と強みを結び付ける)
この様に努力を惜しまない強みを貴社で活かせば、結果にくらいつく人材になれますし。否定せずチャレンジし続け、毎日1mmずつでも成長ですることで貢献します!(ステップ5.強みの活かし方を断言して伝える)
見ただけではわかりにくいと思うので、次の章でポイントを解説します。
作成法は「一瞬であなたが欲しいと思わせる!自己PRの書き方【新卒】」でも解説しています。
努力を惜しまない姿勢を100%評価させるポイント5つ
ポイント1.埋もれない強みに言い換える
ポイント2.行動理由を伝えて強みを説得する
ポイント3.一文では1つのことだけを伝える
ポイント4.エピソードをイメージさせる言葉を使う
ポイント5.強みを使い貢献できることを断言する
ポイント1.埋もれない強みに言い換える
あなたが思う以上に、「努力を惜しまない」強みを使う就活生は大量にいます。
自己PRの冒頭に、「私の強みは努力を惜しまないことです!」と書いても、見向きもされません。
だからこそ、下記の例文のように強みを言い換えましょう。
【】を使うことで、パッと強みを理解してもらうことができます。
何より、「300回以上挫折しても」の言葉がポイントです。
上記の強みを読んだ面接官は、「おっ!他の就活生より具体的で、興味性の高い強みだ!」と思いますよね。
考え方のコツは、「①数字を使う・②努力を具体的に言い換える」です。
数字は、脳内でイメージが膨らませてインパクトを残す効果があります。
スルスルと、最後の一文まで呼んでくれること間違いなしです。
(よくある強みをそのまま書くと、埋もれてきちんと読まれない…)
難しければ、例文の言い換えをオマージュして良いです。
必ず、「努力を惜しまない」を、埋もれない強みに言い換えましょう。
【言い換え例】努力を惜しまない類語・ことわざ・四字熟語を紹介
とは言っても、「例文のようにうまく言い換えられないよ…」と思いますよね。
そこで、類語やことわざ、四字熟語を使って言い換え例を紹介します。
【類語(努力を惜しまない)】
・尽力
・苦労
・試行
・骨折り
・心がける
【ことわざ(努力を惜しまない)】
・運根鈍(うんこんどん)
(成功=運の良さ、根気、粘り強さが必要である)
・石に立つ矢
(どんな困難でもやればできる)
・蟻の思いも天に届く
(小さな事でもコツコツ続ければ結果が出る)
・一芸は道に通ずる
(Aの分野で結果を出せばBの分野でも通用する)
・牛の歩みも千里
(牛のようにゆっくりでも努力を続ければ成果が出る)
【四字熟語(努力を惜しまない)】
・悪戦苦闘
(困難でも苦労しながら努力すること)
・一簣之功(いっきのこう)
(最後のひと踏ん張りまで努力すること)
・局面打開
(行き詰っていても、解決策を見つけること)
・勤倹力行(きんけんりっこう)
(仕事に精進し、努力すること)
・苦節十年
(初心を忘れず、長年苦労に耐えること)
※強みの言い換えが難しければ、一旦自己PRを書き終えることに集中しましょう。
ある程度書き終えた自己PRを見れば、強みは浮かんでくるものです。
(強みを一番に決めるから進まない、最後に決めよう!)
ポイント2.行動理由を伝えて強みを説得する
「努力を惜しまない強みって、当たり前でしょ」と言われるのは、説得できていないからです。
しかし、下記の例文のような一文を書くとどうでしょうか(太文字)。
「何でもチャレンジできる子なのか!確かに努力を惜しまない強みだな!」と、”納得”してもらえるんです。
説得してもらえる文章は、「行動した理由・あなたの価値観」から生まれます。
(9割の就活生は、上記の文章を書かないから損してる!)
考え方としては、「なんで初心者なのに拳法部に入ったんだろう?」と自問してみました。
すると、「否定せず、まずは挑戦しよう!と思ったからだよな」と思いついたという流れです。
ポイント3.一文では1つのことだけを伝える
面接官は、忙しいのでダラダラ長い自己PRを読んでる暇はありません。
(読んでもらえても、意味がきちんと伝わらず評価されない…)
例えば、下記の例文を読んで、一発で意味を理解できますか?
【一文が長いダメな例文】
案の定、9割が経験者で私の技の習得が遅いことで練習が遅れ、悔し涙をこらえながら練習する日々でした。そこで脱初心者を目標に行動し増した。具体的には、①先輩の技を撮影し実践と②アドバイスを愚直にマネて自主練。これを1日1時間、3カ月継続した結果、3カ月後には経験者レベルに上達!
初めは思い通りにできず「どうせ自分はダメだ…」と思ってばかりでしたが、「甘えているから否定するんだ、300回挫折しても絶対乗り越える!」との思いで、挫折を何度も乗り越え継続したんです。
…私だったら、「何となくわかるけど、マジで読みづら…」とマイナス評価しちゃいます。
なので、下記の例文のように端的に伝えましょう。
【一文が端的な良い例文】
案の定、9割が経験者。私の技の習得が遅いことで練習が遅れ、悔し涙をこらえながら練習する日々でした。そこで脱初心者を目標に行動。①先輩の技を撮影し実践。②アドバイスを愚直にマネて自主練。これを1日1時間、3カ月継続しました。
結果、3カ月後には経験者レベルに上達!
初めは思い通りにできず「どうせ自分はダメだ…」と思ってばかり。しかし「甘えているから否定するんだ、300回挫折しても絶対乗り越える!」との思いで、挫折を何度も乗り越え継続したんです。
ポイントは、一文で1つのことしか伝えないことです。
たくさん伝えたくなる気持ちはわかります。
ですが、伝えても伝わらないと意味がありません。
体言止めや数字を使って、一文では1つのことだけを伝えるようにしましょう。
ポイント4.エピソードをイメージさせる言葉を使う
面接官の脳内に、あなたの自己PRをイメージさせれば勝ちです。
なぜなら、人はイメージすることで記憶に強く残るからです。
そして大抵の就活生は、イメージさせる自己PRを書いていないので、印象に残りません。
なので私は、下記の例文のようにイメージが沸く言葉を書くようにしています。
泣きそうになりながら練習をする憲法部員を、自然とイメージしたのではないでしょうか。
(イメージさせて、面接官をあなたの自己PRに入り込ませるのさ!)
逆に、下記の例文だと全くイメージがつかないはずです。
「本人が、どんな様子でどんな気持ちだったか?」を、イメージできない文章ですよね。
前者の例文のように、様子が伝わる文章を書いて自己PRに惹き込ませましょう。
ポイント5.強みを使い貢献できることを断言する
面接官は、常に「あなたに内定を出すか?出さないか?」を迷っています。
”常に”です。
そこで、「貴社で活躍できると思います!」といわれるとどう思いますか?
私だったら、「思う?そんなポテンシャルの低い人材いらないわ」と思っちゃいます。
第一志望の会社でも、断言して伝えないと熱意は伝わりません。
なので、下記の例文のように断言してください。
本心では、「業務内容がわかんないし、何とも言えない」と思っても、必ず断言するんです。
5:たった3つの注意点で努力を惜しまない自己PRが評価UP!
注意点を知って、「知らないうちに、落とし穴にはまっていないか?」を確認しましょう。
注意点1.エピソードをあれもこれも詰め込まない
注意点2.面接官は努力できる強みを聞き飽きている
注意点3.行動した内容の羅列や説明は絶対NG
注意点1.エピソードをあれもこれも詰め込まない
努力を惜しまない強みをアピールしたいが故に、沢山エピソードを詰め込む人がいます。
(落ちがちな罠だけど、ムダだからやめようね…)
自己PRもガクチカもすべて、エピソードを深堀した方が伝わるんです。
2つ3つも得伝えると、1つに使える文字数が減りますよね。
文字数が減ると伝わる内容も減り、薄っぺらい文章になっちゃうんです。
例えば、下記の例文みたいな自己PRは絶対ダメ。
強みは努力を惜しまないことです。
私は大学入学を機に、少林寺拳法部に入部しました。しかし未経験のため、技の習得に時間がかかりチームの足を引っ張ることが多々…。そこから努力して練習し、未経験から3カ月で、経験者レベルに上達しました。
また、卒業論文も1年かけて製作したこともありますし。習い事のピアノでも、3年間で2回コンクールで優勝したこともあります。入社後も努力を惜しまない強みで貢献します!
「たくさん努力したんだろうな…でも、良さが全く伝わらない」と感じる自己PRですよね。
必ず、1つのエピソードだけを深堀するようにしましょう。
注意点2.面接官は努力できる強みを聞き飽きている
厳しいことを言いますが、面接官は「努力できます!」という言葉を聞き飽きています。
「じゃあ、どうすれば良いの?」と思うかもですが安心してください。
自己PRの作成法でも伝えた通り、強みを言い換えれば良いだけです。
言い換えたり、【】を使うことでキャッチーに伝えましょう。
例えば、下記の例文では【】と数字を使って言い換えています。
上記の例文のように書けば、間接的に努力が強みだと伝えられますよね。
つまり、「またこの強みかよ…」と思われずに、努力を惜しまない強みを自己PRできるんです。
面接官は、努力できる強みを聞き飽きていることを念頭に、強みを考えてください。
注意点3.行動した内容の羅列や説明は絶対NG
行動や取り組み内容の羅列をしても、な~んにも伝わりません。
”文字数の無駄遣い”です。
例えば、下記の例文のような自己PRになっているなら注意です。
強みは、努力を惜しまないことです。
私は、幼少期から格闘技を見ることが大好きでした。大学入学を機に、少林寺拳法部に入部しました。案の定、9割が経験者。私の技の習得が遅いことで練習が遅れ、悔し涙をこらえながら練習する日々でした。
そこで脱初心者を目標に行動。①先輩の技を撮影し実践。②アドバイスを愚直にマネて自主練。これを1日1時間、3カ月継続しました。結果、3カ月後には経験者レベルに上達!
この様に努力を惜しまない強みを貴社でも活かします!
「なぜ入部しようと思ったか?」「取り組みで努力できた理由は?」「どんな思いで行動したの?」
といった、就活生の内面が伝わる文章が一切ありません。
内面が伝わらない自己PRは、100%落とされます。
面接官は、あなたの取り組んだことを知りたいのではなく、内面を知りたいので。
なので、行動の羅列ばかりの自己PRを書かないよう、注意しましょう。
努力を惜しまない強みで、自己PRを話す就活生は溢れかえっています。
だからこそ、そのままの強みをアピールしても埋もれてしまうんです。
取り組んだエピソードをたくさん書けば、評価される訳でもありません。
キャッチーな強みでインパクトを残し、必ず最後まで読ませる。
そして、あなたの内面が伝わるように、理由や価値観をたっぷり書くんです。
上記ができれば、高評価な努力を惜しまない自己PRの完成です。
作成法やポイントは、記事内でたくさん解説しています。
ぜひ何度も読み返して、少しずつ完成度の高い自己PRを目指してくださいね。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。