「資格取得に励む、自己PRの例文や書き方が知りたい」
「まだ合格できていなくても、資格取得に励む”過程”を自己PRして良い?」と思いますよね。
実際私も、自己PRの書き方で2週間ほど悩みました…。
結論、資格取得の自己PRは、「取り組んだ理由」が重要。
理由の質が低いと、説得力の無い薄い自己PRになり落ちるんです。
そこで就活戦略では、資格取得に励む自己PRの例文や作成法を徹底解説!
1:面接でも評価UP!資格取得に励む自己PRの例文3つ
例文1.英語の資格取得に向けて励む自己PR
例文2.検定の資格に諦めないで励む自己PR
例文3.資格取得で落ちた自己PR
ポイントや作成法は、後述します。
なので今は「こんな流れで書けば良いのか」と、”何となく”イメージを掴めればOKです。
例文1.英語の資格取得に向けて励む自己PR
1つ目に、資格取得で多い英語(TOEIC)で例文を考えてみました。
強みは「毎日の積み上げ力の高さ」です。大学1年の頃、TOEIC800点を目指して励むことを決意。なぜなら「大学の4年間は自由な時間だからこそ、知識とスキルを身につける絶好のチャンスだ!」と思ったからです。
そこから6カ月間を利用して、600点から800点を目指して行動を開始。毎日2時間の勉強をコツコツ積み上げた結果、達成することができました。結果を出せたのは、「短期間で成果を出せるのは天才だけ。多くの人はすぐ諦める。
だからこそ、私のような凡人が結果を出すには毎日1%ずつ前に進めれば良い」という考えがあったからです。コツコツ毎日積み上げられる強みを活かし、入社10年、20年後には同期と圧倒的な差をつけられるよう精進していきます!
例文2.検定の資格に諦めないで励む自己PR
2つ目に、資格取得に励む”過程”で、例文を考えてみました。
「資格取得に励んでいるけど、落ちこぼれすぎて実績にならない」と不安な人もいるはず。
なので、簿記の検定合格を例に、諦めないで励むエピソードを考えてみました。
強みは「不得意なことでも諦めず、小さな成功体験を利用し結果を出せること」です。計算が苦手だったため、大学2年の時に簿記2級の資格取得に励みました。「20数年間、習い事や勉強の多くで中途半端だった自分に終止符を打ちたい…変わりたい!」という思いがあったからです。
具体的に、1日5分の勉強から開始。スモールステップで始め、挫折を潰しながら成功体験を積みました。次第に2カ月後には2時間、5カ月後には4時間と勉強時間を増やすことに成功。そして勉強開始から7カ月後の試験で合格!
「弱みを持っていることダメではなく、克服しようとしない価値観がダメ」だと本気で思っています。会社では好きな仕事も苦手な仕事もあるはずです。そんな時こそ不得意なことでも諦めず、小さな成功体験を積み前に進むことで結果を出します!
詳しい例文や解説は「検定で諦めない強みを発揮した自己PRは〇〇が重要【評価UP】」をどうぞ。
例文3.資格取得で落ちた自己PR
「資格取得に励んだけど、落ちちゃった…」という人もいるはず。
もちろん、落ちた経験でもポイントを抑えて書けば、評価してもらえるんです。
詳しくは「資格に落ちた…でも大丈夫!100%評価される自己PR例文・コツ」で解説しています。
2:あなたも書ける!資格取得に励む自己PRの書き方・コツ
例文を見ただけではわからないと思うので、書き方とコツを紹介しますね。
ステップ1.ありがちでない強みを書く
ステップ2.資格取得に励む理由を書く
ステップ3.具体的な取り組みと結果を書く
ステップ4.その結果になった価値観を書く
ステップ5.強みが活かせることを断言する
1つ目に紹介した例文に当てはめると、下記の感じになります。
強みは「毎日の積み上げ力の高さ」です。(ステップ1.ありがちでない強みを書く)
大学1年の頃、TOEIC800点を目指して励むことを決意。なぜなら「大学の4年間は自由な時間だからこそ、知識とスキルを身につける絶好のチャンスだ!」と思ったからです。(ステップ2.資格取得に励む理由を書く)
そこから6カ月間を利用して、600点から800点を目指して行動を開始。毎日2時間の勉強をコツコツ積み上げた結果、達成することができました。(ステップ3.具体的な取り組みと結果を書く)
結果を出せたのは、「短期間で成果を出せるのは天才だけ。多くの人はすぐ諦める。だからこそ、私のような凡人が結果を出すには毎日1%ずつ前に進めれば良い」という考えがあったからです。(ステップ4.その結果になった価値観を書く)
コツコツ毎日積み上げられる強みを活かし、入社10年、20年後には同期と圧倒的な差をつけられるよう精進していきます!(ステップ5.強みが活かせることを断言する)
では、次の章から書き方とコツを解説していきます。
ステップ1.ありがちでない強みを書く
”ありがちでない強み”というのがポイントです。
正直、ネット上に出回っている自己PRは同じ様な強みばかり…。
面接官は一文目を読んで、「この先を読むか?」を判断します。
なので、同じ様な強みを書いても「また同じか」と見向きもされません。
そこで、聞いたことのない強みを書けば「お?続きが気になる」と読み進めてもらえるんです。
実際例文でも、下記のようにあまり馴染みのない強みを使ってます。
強みは「毎日の積み上げ力の高さ」です。
→ありきたりでない強みだから、この先も読んでもらえる!
逆に上記が「強みは努力できることです」だとどうでしょうか。
ネット上にある、よくある自己PRの強みとほぼ同じですよね。
なので私は、「強みの努力できることが伝わる、他にない言い回しって何だろう?」と考えたんです。
結果、「努力=毎日の積み上げ」と言い換えられると発見できました。
少しズラした角度で強みを考えるだけで、面接官に興味を持ってもらうことができます。
ありきたりな強みはリスクしかないので、ありきたりでない強みを書きましょう。
ステップ2.資格取得に励む理由を書く
「理由」を書くことがコツです。
なぜなら、理由があなたの自己PRに”個性”を出してくれるからです。
さっきも伝えた通り、ありきたりな自己PRは読まれないし評価されません。
だからこそ、あなたにしか書けないエピソードを伝える必要があります。
そこで役立つのが、「なぜ資格取得に励んだのか?」という理由なんです。
例えば、例文でも下記のように資格取得に励む理由を伝えてます。
大学1年の頃、TOEIC800点を目指して励むことを決意。なぜなら「大学の4年間は自由な時間だからこそ、知識とスキルを身につける絶好のチャンスだ!」と思ったからです。
→理由を書くだけで、人間味が伝わりあなたにしか書けない自己PRになる!
逆に上記の文章が、理由のない文章だったらどうでしょうか。
正直、誰でも書ける文章ですよね。
資格取得に励む理由がないので、「就活サイトからパクってきた自己PRか?」と思う面接官もいるでしょう。
(あなたの価値観や、行動の理由が伝わらない自己PRは評価されないってこと!)
多くの就活生が、書いているつもりでも書けていないことが多いです。
必ず、資格取得に励む理由を説明するようにしましょう。
ステップ3.具体的な取り組みと結果を書く
取り組みと結果は、短めに書くのがコツです。
ダラダラと書きたくなる気持ちはわかるのですが、面接官が知りたいことではありません。
(面接官が知りたいのは、あなたの強みや人柄!)
取り組みと結果がしょぼくても、全く問題ないので安心してくださいね。
例えば、下記の例文のようにサラッと書くだけでOKです。
ちなみに取り組みは、多くても3つまでに絞って書くと読みやすくておすすめです。
文量が多くなるなら、箇条書きなどでコンパクトにまとまるよう工夫してみてください。
凄さはいらないので、サラッと取り組みと結果を書きましょう。
ステップ4.その結果になった価値観を書く
価値観とは、「その結果を出せたあなたの思いや信念のこと」です。
価値観を書くことで、あなたの人柄が伝わります。
人柄こそが、面接官が一番知りたい事なんですよね。
(上記を知ってる就活生はほぼいない!)
例文でも、「なぜその結果を出せたか?」がわかる価値観を書いてます。
結果を出せたのは、「短期間で成果を出せるのは天才だけ。多くの人はすぐ諦める。だからこそ、私のような凡人が結果を出すには毎日1%ずつ前に進めれば良い」という考えがあったからです。
→「結果が出たのはこんな思いがあったから!」と伝えることで、人柄をアピールできる!
上記を書いていない就活生が、本当に多すぎる…!(もったいない!)
「結果~~になりました!」と伝えるだけでも、自己PRとしては成り立ちます。
しかし、「なぜなら、~~の考えがあったから辛い時も踏ん張れたんですよ!」と書かれていたらどうでしょう。
内面がグッと伝わり、他の就活生と差別化された自己PRになるとわかりますよね。
価値観がないと、薄い文章になってしまうので時間を書けてでも書きましょう。
ステップ5.強みが活かせることを断言する
”断言する”ことがコツです。
「活躍します!」と言い切っちゃうんです。
「活躍できると思います」より、断言した方が信頼できますよね。
例文でも、思いっきり断言してます。
コツコツ毎日積み上げられる強みを活かし、入社10年、20年後には同期と圧倒的な差をつけられるよう精進していきます!
→断言することで、「この子は一味違うぞ!」と期待してもらえる!
ちなみに、会社で活躍できる理由を伝えるときは「具体的さ」も大切です。
「頑張ります!」だけだと誰でも言えて、ありきたりな文章になります。
「どんな環境で、どんな部署で活躍できるか?」まで考えて書くと良いですよ。
自信が無くても言わないと損なので、活躍できることを断言しましょう。
資格取得で学んだことの書き方【自己PR】
ちなみに、自己PRでは学んだことを書く必要はありません。
(紹介した5ステップで書けばOK!)
どうしても学んだことを書きたい場合は、「結果の後に書く」ときれいな流れになります。
私だったら、下記のように学んだことを書きます。
学んだことも、あなたにしか書けない差別化した言葉で書くことがコツです。
上記のように、「私のような凡人」や「毎日1%ずつ」といった言葉はなかなか書けませんよね。
だからこそ伝えることで、インパクトのある差別化された学びになります。
自己PRで学びを伝えるときは、結果と繋げてあなたの文章で書きましょう。
趣味として資格取得に励むことを書いても良いのか
ESの趣味欄に、資格取得に励んでいることを書いてもOKです。
本当に資格取得が趣味なら、ウソではないので問題ありません。
ちなみに、ESの趣味欄は「結論+価値観」の流れで書くのがポイントです。
「趣味は~~です」だけより、「なぜ趣味か?」の価値観が伝わる方が高評価になります。
詳しくは「OpenESの趣味は理由が重要!【例文あり・通過率upの書き方】」で解説しています。
3:資格取得の自己PRに自信が無い・書けないはコレで解決!
できることなら第一志望や納得内定を手に入れたいですよね。
しかし第一志望・納得内定できるのは”わずか10%”だと知っていますか?
(多くが、望まない企業に入社してく…)
内定には、下記6つの対策が必須です。
①正しい就活手順・②自己分析・③自己PR・④ガクチカ・⑤志望動機・⑥内定が出やすい企業を知る。
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1章:これで就活の不安が0に!ESと面接の通過率を上げる7つの就活対策法
2章:30分で簡単!評価UPの強み・やりたいことがわかる7ステップ自己分析法
3章:凄い経験や強みが0でも内定!5ステップの自己PR・ガクチカ作成法
4章:これだけで面接官の心をグッと掴み高評価!3ステップの志望動機作成法
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4:資格取得に励む自己PRの注意点2つ【ES通過率UP】
注意点1.強みから自己PRを考えない
注意点2.資格取得のための行動ばかり書かない
注意点を見ただけではわかりにくいと思うので、NG例文を紹介しますね。
【資格取得に励むNGな自己PR例文】
強みは「努力家なこと」です。計算が苦手だったため、大学2年の時に簿記2級の資格取得に励みました。具体的に、1日5分の勉強から開始。スモールステップで始め、挫折を潰しながら成功体験を積みました。
次第に2カ月後には2時間、5カ月後には4時間と勉強時間を増やすことに成功。また、できる限り日常会話を英語で行ったり、大学の留学生との交流も増やしました。他にも、移動時間に学習したり、スマホアプリに課金したり日常を勉強に費やしました。
そして勉強開始から7カ月後の試験で合格!会社でも、小さな成功体験を積み前に進むことで結果を出します!
どの部分が、注意点2つに当てはまるかわかりますか?
では、次の章で注意点2つの具体的な内容を解説します。
注意点1.強みから自己PRを考えない
よくある自己PRの落とし穴が「強みから考えてしまうこと」です。
なぜダメか?というと、エピソードに合わない強みを書きがちになるからです。
(何より、薄いありきたりな強みになるリスクが高い…)
実際にNG例文の強みも、ありきたりな強みになっていますよね。
強みは「努力家なこと」です。
→強みから考えるが故に、差別化されていない強みになっている…。
しかし、エピソードを考えた後に強みを考えるとどうでしょうか。
エピソードを書いてから考えるため、エピソードに合った強みが見つかりますし。
あなたにしか書けない具体的な強みになるんです。
例えば、私だったら「努力家が強み」と書かず、下記の強みを書きます。
「強みは努力家です」なんかより、印象に残る良い強みになってますよね。
「強みが見つからない…」って人ほど、エピソードを書いてから強みを考えましょう。
(最後に強みを考えた方が、絶対良い自己PRになるからね!)
注意点2.資格取得のための行動ばかり書かない
なぜなら、面接官が知りたいのは”行動ではない”からです。
就活戦略では何度も伝えてますが、「価値観や人柄」を知りたがっているんです。
なので、行動の量や凄さは二の次。
下記の例文のように、行動(取り組み)はサラッと書きましょう。
具体的に、1日5分の勉強から開始。スモールステップで始め、挫折を潰しながら成功体験を積みました。次第に2カ月後には2時間、5カ月後には4時間と勉強時間を増やすことに成功。また、できる限り日常会話を英語で行ったり、大学の留学生との交流も増やしました。他にも、移動時間に学習したり、スマホアプリに課金したり日常を勉強に費やしました。
→行動をたくさん伝えても、面接官には響かない…。
資格取得のエピソードに自信がない人ほど、行動量や凄さをアピールしがちです。
さっきも伝えた通り、行動以外に「あなたの価値観や内面が伝わる文章」を書きましょう。
例えば、下記の例文のように行動は1~2行で十分です。
「面接官が知りたい本質」を知った上で、行動を伝えましょう。
5:自己PRネタがないから資格取得に励むのはあり?なし?
ウソで固めた自己PRになるだけなので、おすすめしません。
資格は目標があるから取得に励むのであって、就活のために取得するものではありません。
(多少、自己PRを盛る程度なら良いと思ってる派だけど←)
という話をすると「自己PRネタのない僕はどうしたら良いの?」となりますよね。
実は、”日常のこと”でも十分自己PRネタになるんです。
実際私は、散歩や読書、ゲームのことも自己PRにしてます。
(書き方を知っているか知らないかだけ!)
詳しくは「これだけでエピソードがないを解決!高評価な自己PRが書ける!」で解説しています。
6:面接で資格取得について理由を聞かれたら「価値観」を答える
面接で資格取得に励む自己PRを伝えると、必ず理由を質問されます。
理由を聞かれた時のコツは、「価値観を答えること」です。
例えば、「~~な思いがあったから資格取得に励みました」とか。
「~~な考えがあったから、最後まで頑張れたんですよね」といった感情のことですね。
上記を伝えることで、”あなたにしか答えられない理由”になります。
「あなたにしか答えられない理由=面接官が100%納得する理由」です。
(上記を知っていれば、正直面接は楽勝だからファイト!)
詳しい面接対策は「こう話せば面接で受かる!新卒の自己PR例文【書き方・注意点】」で解説しています。
資格取得に励むことを、自己PRする就活生は本当に多いです。
だからこそ、この記事で伝えたポイントを意識して書けるようになってくださいね。
ちなみに、自己PRで有利になる資格はありません。
今回の記事で伝えたように、「資格取得の過程や想い」が伝われば評価されます。
間違っても、資格の凄さや行動の量で評価されるわけじゃない…!
(資格の凄さで内定取れるなら苦労しねぇわ)
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。