「正直、アルバイトなんて遅刻ばっかで、目標もないから学んだことがない」
「適当にサボりながらアルバイトしてたから、学んだことが書けない」
「アルバイトで学んだことなんて、普通のこと過ぎて自己PRに書けないよ」と悩みますよね。
でも、自己PRの質は内定に直結するため、学んだことがショボいとマイナス評価…。
そこで就活戦略では、アルバイトで学んだことの例文や作成法だけでなく。
書けない時の対処法やポイントを徹底解説します!
✔Kaeの実績/プロフィール
1:就活でアルバイトで学んだことをアピールする理由・メリット
例文や作成法の解説の前に、聞かれる理由とメリットをおさえておきましょう。
間違っても、アルバイトの業務内容を聞いてるのではありません。(「業務内容は~で」とか論外!)
新卒就活では、実績ではなくあなたの内面を評価します。
内面から、「将来活躍してくれそうか?」「一緒に働きたい人材か?」を判断するんです。
学んだことを伝えるメリット:あなたの内面をドンピシャでアピールできる
学んだことを伝えれば、あなたの価値観や性格が伝わりますよね。
その代わり、「~を学びました!」だけじゃダメですよ。
学んだことから「何を感じたか?」を伝えないと評価されません。
アルバイトで学んだことを書いても評価されるか?
「自己PRだと、学んだことを書かないのが一般的だけど評価される?」と思いますよね。
ですが、あなたの内面を伝える書き方ができれば、評価されます。(ガクチカに書く時も、内面を伝える書き方なら評価される!)
2:就活の選考で評価UP!アルバイトで学んだことの例文3つ
例文1.飲食店でのアルバイトで学んだことを書く場合
例文2.アルバイトで学んだことがコミュニケーションの場合(コンビニ)
例文3.アルバイトで学んだことが責任感の場合(スーパー)
例文4.アルバイトでリーダーになった経験を学んだことにする場合
例文5.アルバイトで学んだことがチームワークの場合
例文6.アルバイトで学んだことが気配りの場合
例文7.アルバイトで学んだことが観察力の場合
例文1.飲食店でのアルバイトで学んだことを書く場合
居酒屋のホールでのアルバイトを例に、考えてみました!
居酒屋でのホールのアルバイトで、「お客さんの潜在ニーズをくみ取る方法」を学びました。その居酒屋は、かなりお客さんの来店数が少なかったのです。5時間でお客さんが1人の日もある程…。
最初は「楽でサイコ~」と思っていたのですが、次第に「来店数が少なくても、どうすれば満足してもらえるか?」を追及するようになっていきました。
アイデアを出して問題解決することが好きなので、「せっかくなら、暇な時間を楽しい時間に変えてみよう!」と思ったんです。
これは毎日、1.お客さんの顔と名前、味の好みをノートに記録。2.お客さんのその日の気分や、食後に欲しくなるであろう飲み物を思考。これらを自分の中で深堀しつづけたからです。
この学びを活かして、今後も1人1人と徹底的に向き合い、潜在的な悩みをくみ取る力をレベルUPし続けますし。貴社の営業として、取引先のニーズを言語化し、「Kaeさんなら安心して仕事ができる!」と言われる存在として貢献します!
ここまで具体的に書けば、評価される内容になりますよ。
詳しくは「飲食店のアルバイトで学んだことの4ステップ作成法・例文とコツ」をどうぞ。
これをガクチカに書くとしたら、こんな感じ!
大学1年から3年間、居酒屋でのホールのアルバイトに注力しました。(料理の提供やお客さん対応)ただ、かなりお客さんの来店数が少なかったのです。5時間でお客さんが1人の日もある程…。
最初は「楽でサイコ~」と思っていたのですが、次第に「来店数が少なくても、どうすれば満足してもらえるか?」を追及するようになっていきました。
アイデアを出して問題解決することが好きなので、「せっかくなら、暇な時間を楽しい時間に変えてみよう!」と思ったんです。結果的に、「お客さんの潜在ニーズをくみ取る方法」を学ぶことができました。
これは毎日、1.お客さんの顔と名前、味の好みをノートに記録。2.お客さんのその日の気分や、食後に欲しくなるであろう飲み物を思考。これらを自分の中で深堀しつづけたからです。
この学びを活かして、今後も1人1人と徹底的に向き合い、潜在的な悩みをくみ取る力をレベルUPし続けますし。貴社の営業として、取引先のニーズを言語化し、「Kaeさんなら安心して仕事ができる!」と言われる存在として貢献します!
ガクチカ用に書く順番を変えるだけで、内容は同じなので簡単ですね。
例文2.アルバイトで学んだことがコミュニケーションの場合(コンビニ)
相手の奥底にある潜在的な思いを言語化し、相手に寄り添った接客を学びました。これは、コンビニでのアルバイトで身につけたことです。
お客さんが求めている商品や食材を、瞬時に提案することを行っていました。「コンビニなのに提案?」と思うかもしれませんね。追加で商品を勧めて売上をUPするため、言葉にならないニーズをくみ取る必要があったんです。
「押し売りにならないよう、喉の奥から手が出るほど欲しいと思える提案をしたい!まずは場数だ!」と思い、1日5時間、週5日でアルバイト。
徐々に顔と思考を覚え、喜ばれる提案ができるように…!その結果、圧倒的にニーズをくみ取る力が身につきました!
この学びを活かして、お客さんの本音をくみ取った提案ができる営業になることができますし。誰よりも先輩社員から知識を吸収し、場数を踏むことで貢献します!
「コミュニケーションを学びました」だとありきたり過ぎます。なので、興味性のある言い方に変換してみました。
大抵の就活生が、「コミュニケーション能力を学びました!」と伝える中。
あなたが、「相手の奥底にある潜在的な思いを言語化し、相手に寄り添った接客を学びました。」と伝えればありきたり感が消え、学んだことが印象に残るんです。
また、取り組み部分をサラッと書くようにしてみました。
これなら「適当にアルバイトしてた…」という人でも、取り組みに困らず書けますよね。
ちなみに、コンビニアルバイトの自己PRは「このアピール法で評価UP!コンビニバイトの自己PR(就活)例」をどうぞ。
例文3.アルバイトで学んだことが責任感の場合(スーパー)
想像力を膨らませ、最悪の結果を考えて行動する重要性を学びました。大学2年から2年間続けている、スーパーでのアルバイトで身につけたことです。
ただ、毎日が絶望的に「暇」だったんです。1日5時間、ひたすら商品の陳列と2、3人のお客さん対応を行うだけ…。
そこで私は「自分にプレッシャーをかけて行動すれば、暇がなくなるのでは?」と思いつきました。具体的には、「常に最悪の状態になることを想定して行動」するんです。
「もし自分が陳列した商品が倒れて、お客さんの頭に当たったら…」「もし案内したお客さんが体調不良で、急に倒れたら…」こう考えることで、行動に責任感が生まれ、次第に暇な時間が有意義な時間にすることに成功!
正直、入社1年目から常に最悪の状態を想定して行動できる人はいないと思っています。この学びを活かして、万が一の時でも臨機応変に対応できる、社員きっての法人営業マンとして貢献します!
責任感=「想像力を膨らませ、最悪の結果を考えて行動する重要性を学びました。」に変換しました。
「責任感を学びました!」より、圧倒的に差別化できていますよね。
「アルバイトが暇すぎ…」って人も結構いるはずなので、明日から実践して例文のようなエピソードを作ってみるのもありですね。
(実際、コンビニでバイトしてたけど暇が多かった)
ちなみに、スーパーのアルバイトの自己PRは「スーパーのアルバイトの自己PR【たった1つのコツで高評価】」をどうぞ。
例文4.アルバイトでリーダーになった経験を学んだことにする場合
王道な流れ(取り組み→学び)ではなく、「きっかけ→学びに気づいた」の流れで書いてみました!(↓図参照)
例文4の書き方なら、「意識して取り組んだことがない」って場合でも、マネできますよね。
ちなみに、学んだことの締めで「活躍することをお約束します!」と断言するのがおすすめ。(熱意がグッと伝わる!)
例文5.アルバイトで学んだことがチームワークの場合
例文4と同じように、「社員さんの一言で、チームワークには傾聴力の大切さを学んだ」の流れで書いてみました。
アルバイトで学んだこととして、チームワークを書く時…。
大抵の人が「チームワークの大切さを学びました」と書きがちです。
しかし、ありきたり過ぎて差別化されないので、面接官の印象に残りません。
なので、チームワークに関して書く時は、「チームワークになにが重要だと学んだか?」を考えると良いですよ。
例文6.アルバイトで学んだことが気配りの場合
人から学んだことで書いてみました。(自分が行動したことで得た学びがない場合でも、書きやすいはず!)
「アルバイトで学んだことがない」って時は、「人から教わったこと」と視点を変えると思いつきますよ。
例文7.アルバイトで学んだことが観察力の場合
カフェでアルバイトをしている人が多いので、書いてみました。
アルバイトで業務を教わった経験があるなら、真似て書きやすいのではないでしょうか。
接客系のアルバイトなら、学んだことで観察力を使えるので参考にどうぞ。
3:あなたも書ける!アルバイトで学んだことの5ステップ作成法
ステップ1.学んだことの結論を伝える
ステップ2.その時の背景を伝える
ステップ3.その時の感情を伝える
ステップ4.その時の取り組みを伝える
ステップ5.学んだことの活かし方を伝える
「感情と学びの活かし方」を伝えることで、差別化した学んだことができあがるんです。
例文1で紹介した、飲食店のアルバイトで学んだことを例に解説しますね。
ちなみに、ガクチカや自己PRで学んだことを書きたい人もいるはず。
なので、次の章でガクチカと自己PRの作成法を紹介しておきますね。
これでカンタン!ガクチカの作成法
選考に直結するOpenESを例に、ガクチカ作成法を解説しています。
詳しくは「【絶対高評価】学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容の書き方」をどうぞ。
徹底解説!自己PRの5ステップ作成法とは
私が「200文字の自己PRすら書けない…」と悩んだ経験から。
「一瞬であなたが欲しいと思わせる!自己PRの書き方【新卒】」で、誰でも簡単に書ける方法を解説しています。
ステップ1.学んだことの結論を伝える
学んだことを聞かれているので、その結論を伝えましょう。例えばこんな感じ。
結論は、端的に伝えることも大切です。ですが、「興味付け」をする必要があります。(ありきたりな学んだことだと読まれない…)
なので、学んだことが「責任感」なら…。「想像力を膨らませ、最悪の結果を考えて行動する重要性を学びました。」のように変換するのがポイントです。
結論に書く学んだことや身についたスキル例を紹介!
「学んだことがわからない」と思うかもしれませんね。なので、ありがちなアルバイトを例に、学んだことを紹介します。
学んだことの例1.接客業で身についたスキル
学んだことの例2.スーパーの品出しの場合
学んだことの例3.コンビニアルバイトの場合
学んだことの例1.接客業で身についたスキル
・お客さんと会話する中で対話力が身についた
・クレーム対応で臨機応変さが身についた
・お客さん目線で接客するスキルを学んだ
・1手先の要望を考え、提案するスキルを学んだ
・アルバイト先の利益UPのための、接客スキルが身についた
自分で気づた学びでなくても、人から教わった学びなどなんでも書けますね。
学んだことの例2.スーパーの品出しの場合
・単純作業でもミスをしない、集中力が身についた
・細かな部分まで、お客さん目線に立つ気遣い力を学んだ
・単純作業を楽しんで、自己の成長剤に変える発想力が身についた
たかが品出しでも、学んだことは絶対にあるはず!
学んだことの例3.コンビニアルバイトの場合
・お客さんのニーズを瞬時に汲み取る方法を学んだ
・ポップ作成を通して、購買力が上がるキャッチコピーを学んだ
・短い接客時間でも、心地よい気持ちになれる接客術が身についた
長期ではなく単発のアルバイトだと印象が悪い?
単発のアルバイトでも問題なしです。
アルバイトで学んだことで大事なのは、「あなたの性格を伝えること」です。
(内面さえ伝えられれば、アルバイトの種類何でどうでも良い)
そもそも評価されやすいアルバイトってあるのかな?
特にないですね。(起業経験や、圧倒的な実績を残したものなら影響するくらい)
正直、就活生がアルバイトで学んだことなんて知れてますし。
面接官も、学んだことのレベルに期待していません。
ただ、水商売系は企業によっては印象が悪かったりするので注意です。
(特に大手企業や、古いしきたりを重視してる会社は注意)
ステップ2.その時の背景を伝える
背景が伝わらなければ、学んだことを理解してもらえません。
サラッとで良いので、アルバイトのイメージが伝わる文章を書きましょう。
その居酒屋は、かなりお客さんの来店数が少なかったのです。5時間でお客さんが1人の日もある程…。
→「お客さんが少ない居酒屋だったのか」と、明確にアルバイトのイメージが伝わる!
ステップ3.その時の感情を伝える
ここが、アルバイトで学んだことの差別化ポイントです!
冒頭で、「性格が伝わる学んだことが高評価になる」と伝えましたよね。
なので、「その時何を思ったか?」の感情を書くんです。
最初は「楽でサイコ~」と思っていたのですが、次第に「来店数が少なくても、どうすれば満足してもらえるか?」を追及するようになっていきました。アイデアを出して問題解決することが好きなので、「せっかくなら、暇な時間を楽しい時間に変えてみよう!」と思ったんです。
→「アイデアで工夫して、その状況を楽しめる子なんだな!」と評価UP!
感情は「なぜ」「なに」で深堀すれば簡単!
感情を伝えるには、こんな風に感情を深堀してみましょう。
上記のように深堀して、文章を繋げれば…。
最初は「楽でサイコ~」と思っていたのですが、次第に「来店数が少なくても、どうすれば満足してもらえるか?」を追及するようになっていきました。アイデアを出して問題解決することが好きなので、「せっかくなら、暇な時間を楽しい時間に変えてみよう!」と思ったんです。
→深堀した内容をつなぎ合わせて、潜在的な感情を伝えることができる!
ステップ4.その時の取り組みを伝える
取り組みを書くことで、学んだことに説得力が生まれます。
大抵のアルバイトで学んだことは、「~を学びました!以上!」だけですよね。
これだと、面接官は「本当かよ…」と疑うのが正直なところ…。
なので、具体的な取り組みを伝えて、信憑性を高めましょう。
これは毎日、1.お客さんの顔と名前、味の好みをノートに記録。2.お客さんのその日の気分や、食後に欲しくなるであろう飲み物を思考。これらを自分の中で深堀しつづけたからです。
→「この取り組みをしたからこその、学びなんだな!」と理解してもらえる!
ステップ5.学んだことの活かし方を伝える
学びの活かし方を書くことで、文章に深みが出るんです。
「この学びを活かして、~をします!」と断言されれば…。
「おっ!この子は熱意が高くて優秀そうだ!」と思いますよね。
ただ、学びの活かし方を書くだけでは不十分です。
ポイントは、「かなり具体的に書く」こと。
具体的であればあるほど、他の就活生の文章と一目置かれるんです。(抽象的な学びの活かし方なら、誰でも書けるから差別化されない…)
この学びを活かして、今後も1人1人と徹底的に向き合い、潜在的な悩みをくみ取る力をレベルUPし続けますし。貴社の営業として、取引先のニーズを言語化し、「Kaeさんなら安心して仕事ができる!」と言われる存在として貢献します!
→「具体的に、営業の商談で学びを活かすことまで考えてくれてる!頼もしい!」と高評価!
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4:アルバイトで学んだことが書けない時の対処法
対処法1.就活生の実際の声(学んだこと)を参考にする
対処法2.学んだことがない反省点と改善策を書く
正直「アルバイトで遅刻しまくってた…」「目標を持ってアルバイトをしてなかった」
「バイトリーダーとか役職もなかった」という人も多いはず。
これだと、就活で話す学んだことが思いつかないですよね。
実際、私もサボることばっか考えてましたし。単発バイトで当日欠勤もしたことあります…。
なので、就活で話す学んだことがない気持ちが凄くわかるんですよね。
そこで、すぐに使える対処法を伝授します!
対処法1.就活生の実際の声(学んだこと)を参考にする
他の就活生が書いてる文章を、オマージュすれば良いんです。
考え方や言葉の選び方がパッと閃いたりしますよ。
今回は、この2つの就活生が学んだことを紹介して、添削した内容も解説しますね。
就活生の声1.カフェのアルバイトで学んだことが笑顔の場合
就活生の声2.アルバイトで学んだことが臨機応変さの場合
就活生の声3.知恵袋にあったアルバイトで学んだこと
就活生の声1.カフェのアルバイトで学んだことが笑顔の場合
「お客さんに対してもまわりのスタッフに対しても、常に笑顔でいること。それも無理した愛想笑いじゃなくて、できるだけ心から笑うこと。笑顔でいると、コミュニケーションがスムーズにできて、結果的に自分も得をする。ミスをしたときも、『今回はミスをしたけど、○○さんはいつも笑顔で頑張ってるから』と少し叱られただけですんだ」(22歳女性/カフェアルバイト暦3年)
引用:https://baito.mynavi.jp/times/baito/others/20161021-2752/
この例文は、「笑顔でコミュニケーションをとる重要性を学んだ(ミスも許される)」ということですね。
正直、この学んだことだと評価されません…。
学んだことを複数書くと、面接官が「結局何が言いたいの?」と混乱するだけです。(学んだことは1つを深く掘り下げて伝えよう!)
では、もっと評価される文章になるように、添削していきますね。私だったら、こう書きます!
「お客さんや周りのスタッフに対して、常に心から笑顔でいる重要性」を学びました。私は「心の底から、相手の人間性を好きになれば、Win-Winな関係を築ける」と思っているんです。
(なので、愛想笑いをしたことは1度もありません!)実際、アルバイト先でミスをした時も、「今回はミスをしたけど、○○さんはいつも笑顔で頑張ってるから!」と、その場が穏便に済むことが多いんです。
これは常に「悪魔レベルで怖い人でも、笑顔は心の扉を開ける唯一のカギ」だと思うようにしている結果です。入社後も、持ち前の笑顔でコミュニケーションを円滑に行い、1年目から営業として精進します!
「悪魔レベルで怖い人でも、笑顔は心の扉を開ける唯一のカギ」のように、少しキャッチ-な言葉を書けば、面接官を惹き込めます。
考え方としては、「なぜ」と「なに」の深堀をするだけ。例えば…。
就活生の声2.アルバイトで学んだことが臨機応変さの場合
「レジをやっていたとき、マニュアルにない声かけやサービスをしたらお客さんに喜んでもらえた。教えられた通りにするだけじゃなくて、臨機応変に行動するのも大切だと学んだ」(19歳女性/カフェアルバイト歴1年)
引用:https://baito.mynavi.jp/times/baito/others/20161021-2752/
これも、「就活生の思いや価値観」が伝わりません。なので、面接官からマイナス評価を食らう学んだことですね…。私だったら、こう書きます!
「カメレオンのように変幻自在、臨機応変に対応する重要性」を学びました。大学1年から3年間、カフェでアルバイトをしています。
レジ打ちをしていたのですが、「ただ作業をするだけじゃつまらない。もっと貢献できることができないか?」と思っていたんです。そこで、マニュアルにない声掛けを実行。
具体的には、匂いのキツイ料理を頼んだお客さんに、お口直しのガムを配布したり。デザートを注文しなかったお客さんには、レジ横の飴(商品)を勧めるなど。
結果的に、お客さんから「気が利くね!」と喜んでもらえる機会が増えました!この行動ができたのは、「より成長するためには。基礎が身についたら盲目的にマニュアルに従うのを辞め、独自性を加えて次のステップを目指す」ことを意識していたからです。
営業として貴社に入社できた暁には、まず基礎を徹底的に学びます。そして、少しずつ型を破ってアレンジすることで、自分にしかできない営業を身につけることで精進します!
「臨機応変さ」は、ありがちな学んだことの1つです。なので、差別化するためにも、言い方を変えてみました!
「カメレオンのように」という一言で、「おっ?!」と惹きつけられますよね。
また、紹介した学んだことから、一気に内面が伝わる内容に変わりましたよね。
これも、「なぜ」と「なに」で深堀をして見つけた価値観を書けば良いだけです。
就活生の声3.知恵袋にあったアルバイトで学んだこと
知恵袋で「アルバイト 学んだこと」と調べると、下記の質問が出てきました!
実際に、添削するので参考にしてください。
下記が、知恵袋にあった実際の質問内容です。
Q:このエピソードはダメでしょうか?(添削してください)
わたしはアルバイトを通して、相手をよく見て、何を望んでいるのかを考えることができるようになりました。
もし、お年寄りのお客様が来た場合は、いつもより少し声を大きくしたり、お会計をしているときに荷物を運んだりしました。
また、サラリーマンのようなお客様の場合は、急いでいるお客様が多かったので、スピードを重視した接客を心がけたり、主婦の方がみられた場合は、スピードよりもレジの的確さや丁寧な袋詰めを求められることが多かったので、そこを意識していました。
しかし、このように考えられるようになったのは、始めたばかりのころに様々なお客様からご指摘を受けたからだったので、失敗してもそこから解決策を考えて行動することが大切なんだと感じました。
(引用:知恵袋)
上記のエピソードから、アルバイトで学んだことを考えてみました!
アルバイトを通して、「相手を観察し、望んでいることを第一に考える重要性」を学びました。
僕はスーパーでアルバイトをしています。アルバイト当初、「相手に合わせた接客ができていない」と、お客さんから指摘を受けることがありました。
それ以降、ご高齢のお客さんが来た場合は、①普段より少し声を大きくする。②お会計で荷物を代わりに運ぶ。などを徹底しています。
また、サラリーマンの方が来た場合は、スピード重視の接客。②主婦の方が来た場合は、スピードは二の次で、レジの的確さや丁寧な袋詰めを徹底しているんです。
「当たり前のことでしょ?」と思うかもしれません。
ですが僕は、「天才的なスキルより、相手が望む行動をすること」が何倍も価値があると思っていますし。
「失敗→解決策を思考→実践」で終わるのではなく、「失敗→解決策を思考→実践→継続」までできる人材は、全体の10%もいないと思っているんです。
上記2つをかけ合わせることで、天才的なスキルがなくても希少な人材になれると思っています!この学びを活かし、営業として泥臭く継続して結果を出す人材になります!
エピソードが普通の内容だったため、「取り組んだ理由で差別化」してみました!
ですが僕は、「天才的なスキルより、相手が望む行動をすること」が何倍も価値があると思っていますし。
「失敗→解決策を思考→実践」で終わるのではなく、「失敗→解決策を思考→実践→継続」までできる人材は、全体の10%もいないと思っているんです。
上記2つをかけ合わせることで、天才的なスキルがなくても希少な人材になれると思っています!この学びを活かし、営業として泥臭く継続して結果を出す人材になります!
→理由が具体的なほど、学んだことが差別化されて評価してもらえる!
上記の例文を読めばわかる通り、「なぜ相手が望むことを第一に考えたのか?」が伝わりますよね。
理由が伝われば性格も伝わります。
性格が伝わる自己PRは、濃いエピソードに変化するんです。
対処法2.学んだことがない反省点と改善策を書く
それでも「アルバイトで学んだことが書けない…」という場合もありますよね。
そんな時は、学んだことがないに対する「反省点」を書けば良いだけ!
「学んだことがないとマイナス評価になるんじゃ?」と思うかもですが、大丈夫です。
反省点+改善策まで伝えれば、むしろ差別化された内容になり、評価も上がります。
「アルバイトで学んだことがないこと」を学びました。「え?学んだことがないって舐めてるの?」と思いますよね。ですが正直、居酒屋で大学2年から2年間アルバイトをしていましたが、学びが1つもないんです。
実際、「早く帰りた~い、暇」と思うばかりで、取り組んだこともない自分に、就活で初めて気づかされました…。(盛った内容を書いている友達もいますが、それだけはしたくない!)
唯一学びがあるとすれば、「人生の優先度は、時間>>>>>お金」ということです。今になって「時間があるときに挑戦して、少しでも自己成長しておけば今頃…」と、痛いほど痛感したんです。
今の私は、他の誰よりも時間をムダにした過去の自分を悔いています。だからこそ、入社後はこの痛みを活かして、「暇があれば商品知識や心理学などを学び、営業に役立つスキルを付けること」で挽回し、精進します!
こんな風に、まず「アルバイトで学んだことがない」と伝えてしまうんです。(これで掴みはバッチリ!)
そして、「学んだことがないことから、学んだこと」を書くんです。
例文だと、ここの部分。
唯一学びがあるとすれば、「人生の優先度は、時間>>>>>お金」ということです。今になって「時間があるときに挑戦して、少しでも自己成長しておけば今頃…」と、痛いほど痛感したんです。今の私は、他の誰よりも時間をムダにした過去の自分を悔いています。
→「なんだこの面白い子は!」と興味付けになり、他の就活生より読まれる文章ができる!
学んだことがないなら、「時間は何よりも大切だと気付いた!」と書けば、学びになるのでおすすめです。
ただ、それだけで終わると評価されないので、改善策を書いていきます。
例文のここの部分。
だからこそ、入社後はこの痛みを活かして、「暇があれば商品知識や心理学などを学び、営業に役立つスキルを付けること」で挽回し、精進します!
→「学んだことがないなりに、しっかり反省して未来のことを考えているんだな」と思ってもらえる!
5:NG例文・注意点で質UP!アルバイトで学んだこと(就活)
では、就活で確実に落ちるNG例文と。学んだことを、書く時の注意点を紹介しますね。
(例文3で紹介した「責任感」の文章で解説!)
こんな学んだことは確実に落とされます【NG例文】
「責任感を持って行動する大切さ」を学びました。大学2年から2年間続けている、スーパーでのアルバイトで身につけたことです。ただ、毎日が絶望的に「暇」だったんです。
1日5時間、ひたすら商品の陳列と2、3人のお客さん対応を行うだけ…。そこで、「常に最悪の状態になることを想定した行動」を開始。「もし自分が陳列した商品が倒れて、お客さんの頭に当たったら…」
「もし案内したお客さんが体調不良で、急に倒れたら…」こう考えることで、行動に責任感が生まれ、次第に暇な時間が有意義な時間にすることに成功!この学びを活かして、法人営業マンとして貢献します!
アルバイトで学んだことを書く時の注意点3つ!
注意点1.学んだことがありきたり過ぎる
注意点2.取り組んだ時の理由が伝わらない
注意点3.学んだことの活かし方が雑すぎる
注意点1.学んだことがありきたり過ぎる
さっきの例文だと、学んだことで差別化できていませんよね。
「責任感を持って行動した」なんて、何万人もの就活生が書いてる学びですよ…。
私なら、こう差別化します。
想像力を膨らませ、最悪の結果を考えて行動する重要性を学びました。
→「責任感」を違う言葉で言い換えるだけで、あなたにしか書けない学んだことになる!
注意点2.取り組んだ時の理由が伝わらない
冒頭でも伝えた通り、「性格」が伝わらない学んだことは、100%落ちます。
「その時何を感じたから行動した?」などの、理由から内面を伝えましょう。
そこで私は「自分にプレッシャーをかけて行動すれば、暇がなくなるのでは?」と思いつきました。
→「暇だからと怠けずに、行動できる子なのか!話を聞いてみたい!」と評価UP!
注意点3.学んだことの活かし方が雑すぎる
皆、「頑張ります!」と誰でもいえることを書くだけなんですよね。
これでは、ただ無駄な文字を書いてるだけです。
こう具体的に伝えて、差別化しましょう。
正直、入社1年目から常に最悪の状態を想定して行動できる人はいないと思っています。この学びを活かして、万が一の時でも臨機応変に対応できる、社員きっての法人営業マンとして貢献します!
→「入社1年目のことも考えて、学びの活かし方を書いてるのはこの子くらいだ!」と高評価!
6:これで面接を攻略!アルバイトで学んだことの話し方例文
ESに書く、アルバイトで学んだことが完成したら…。
次は、面接で話す練習をしておきましょう。
(当たり前ですが、就活は面接を通過しないと内定できない)
面接はESと違って、「ある攻略法」が存在します。
ポイント1.学んだことで見られるポイントを知る
ポイント2.基本は2分程度で話す
ポイント3.自己PRのQ&Aを10個用意しておく
詳しくは「こう話せば面接で受かる!新卒の自己PR例文【書き方・注意点】」で解説しているのでどうぞ。
7.【よくある質問】アルバイトで学んだこと(就活)
質問1.複数のアルバイトを書いて良い?
質問2.アルバイトをコロコロ変えると不利?
質問3.アルバイトでの実績がないとダメか?
質問4.アルバイトを途中でやめた場合はマイナス?
質問1.複数のアルバイトを書いて良い?
1つに絞って書いた方が良いです。
なぜなら、突っ込まれる要素が増えるから。
アルバイトAとアルバイトBのことを書いた場合…。2つに対して、深堀される可能性がありますよね。
つまり、うまく深堀に答えられなければ、落ちる可能性が高まるということです。
逆に、アルバイトAの1つだけを伝えれば…。
1つのアルバイトしか深堀されないので、リスクをおさえられます。
なので、深堀に対応する自信がない場合は、1つのアルバイトだけを伝えるのがおすすめです。
質問2.アルバイトをコロコロ変えると不利?
理由によっては、不利になります。
例えば、「飽きたからアルバイトを変えました」的な理由だと、不利です。
ですが、「経験値を積みたいから、アルバイトを変えました!」だとプラスになります。
なので、ポジティブな理由がある場合は、アルバイトを転々としても問題ありません。
質問3.アルバイトでの実績がないとダメか?
アルバイトでの実績は全く必要ありません。
なぜなら、アルバイトで学んだことを通して知りたいのは「あなたの性格」だから。
アルバイトでの実績なんて、1つも求められていないんです。
つまり、実績ばかりをアピールした内容だと、マイナス評価になりますよ。
(知りたい答えじゃないので)
アルバイトで学んだことを聞かれたら、実績の有無は気にしなくてOKです。
質問4.アルバイトを途中でやめた場合はマイナス?
理由によりますね。
例えば、「ダルイからやめた」「トラブルでやめた」的な内容だとマイナスです。
しかし、「サークルに専念したくて辞めた」など、正当な理由を説明できれば問題なしです。
理由によって評価が変わるので、説得できる内容を用意しておきましょう。
という訳で、「アルバイトで学んだことを就活で伝える方法」を徹底解説しました!
学んだことを伝える時は、「あなたの性格」を書かないと評価してもらえませんよ。
内面がったっぷり伝わる文章で、差別化した学んだことを作成しましょう。
この記事を読んだ後は、「これで勝てる!新卒の自己PR例文7種類【書き方・ポイント】」がおすすめです。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました!