簡単に、自己分析の深堀方法が知りたいですよね。
正直、他のサイトは具体例が少なくてわかりにくいですし…。
就活戦略では、「8ステップで簡単!自己分析の深堀法」を解説します!
具体例や深堀が終わった後に、やるべきおすすめの対策なども紹介。
✔Kae(筆者)
私は、業界No.1企業に内定した18卒です。
公式LINE(無料)で対策法を配信し、959人を内定へと導いてきました。
(第一志望や、6社内定など多数)
こういった経験から、解説していきますね。
1:自己分析の深堀は「なぜ」ではなく「なに」で行う【例あり】
下の8ステップで、深堀を進めればOKです。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukabori8suteppu-min.jpg)
1.エピソードの背景を書く
2.印象に残っていることを書く
3.印象に残っていることの背景を書く
4.感情を「なぜなに」で深堀
5.取り組みを「なぜなに」で深堀
6.取り組み結果を書く
7.強みを1つに決める
8.価値観を見つける
ちなみに、上記で自己分析した例はこんな感じです。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukaborirei-min-scaled.jpg)
(例文と一緒に解説するので、あなたも簡単に深掘りできる!)
1.エピソードの背景を書く
背景を書くことで、より鮮明に深堀をすることができます。
例えば、下の例のようなイメージです。
エピソード背景なし:「部活を頑張った」だけだとイメージがわきませんよね。
エピソード背景あり:「大学2年の春、近畿大会出場のために部活を頑張った」
→その当時の状況が具体的に分かる!深堀がしやすくなる!
これだけで、具体的な状況を思い出せて自己分析に役立ちますよね。
ポイントは、「5W1Hを使うこと」です。
「誰が、どこで、いつ、何を、なぜ、どのように」を利用すれば、考えやすいですよ。
エピソードの背景の例を紹介
私の場合は、こんな感じになりました。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukaborirei1-min.png)
・大学4年の7月、私が一人で収益化のために就活サイトを立ち上げたこと
(元の文章:事業を立ち上げて利益を出したこと)
きちんと、5W1Hを用いて書けています。
これなら、状況が鮮明に思い浮かびますよね。
2.印象に残っていることを書く
エピソードの中で、一番印象に残っていることを書きましょう。
この部分を深堀して、強みや価値観がみつかります。
下の例のように、書けばOKです。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukaborirei2-min.png)
私は、6カ月も利益がでなくて「この先大丈夫かな」と不安だったことを書いてみました。
辛かったことや楽しかったこと、頑張ったことなんでも構いません。
(絶対、辛いことじゃないとダメとかない)
ちなみに、後で背景を書きます。
なので、今はサラッと言葉にするだけでOKです。
3.印象に残っていることの背景を書く
印象的だったことの背景を、具体的に書いていきましょう。
下の例のように、書けばOKです。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukaborirei3-min.png)
私一人で7月に事業を始めたけど、集客に苦労した。
記事を書いてもSNSで宣伝しても、人が集まらない状態が、6カ月間続いた。
→具体的にイメージでき、深堀しやすくなる!
私の場合は、6カ月間ほぼ集客ができなかったことを書きました。
これもポイントは、5W1Hで書くことです。
そすれば、具体的に背景知識を書き出せておすすめです。
4.感情を「なぜなに」で深堀
感情を深堀することで、価値観や具体的な強みがみつかります。
ちなみに、「なぜなに」で深堀する理由は前述した通り。
(一応おさらい)
【なぜなにで深堀する理由】
「なぜ」だけだと抽象的な答えしか出ないが、「なに」だと具体的な答えが出るから
自己分析は具体的な答えを見つけないと、意味ありません。
感情の深堀例を紹介!
下の例のように、感情を深堀すればOKです。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukaborirei4-min.png)
「卒業までに成功するか不安」→なぜ?
→「時間も能力もない自分には無理」と思ってたから。「月に1万でも稼げれば良い!」という一心だった。
→一方で「自分なら達成できる!」「最後まで絶対に諦めない!」という強い思いもあった。
→何がそう思わせた?
→根拠のない自信があったから。→なぜ?
→自分で決めたことは達成しないと気が済まない性格だから。
例のように、その時の感情を深堀するだけです。
具体的には、「なぜ落ち込んだの?」「何を感じてたの?」
逆に、「なぜポジティブでいられたの?」などと、「なぜなに」で深堀すると考えやすいですよ。
「深堀が難しい…」場合の対処法
自己分析の②で分析した、「客観的データ」を利用すれば解決します。
(ここで、客観的データが活躍する…!)
正直、一人で強みとか考えるのは大変ですよね。
でも、自己分析ツールの結果を見ながら考えれば簡単です。
おすすめは、「キミスカ(無料)」の自己分析ツール!
深堀を徹底的にしたいなら、このツールを登録しておいて損なし!
私の場合は、図の3つの強みが見つかりました。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/03/zikobunnsekihukabori2-min.png)
強み1.自立欲求の高さ
強み2.挑戦欲求の高さ
強み3.目標達成欲求の高さ
なので、この3つを参考に深堀してみれば良いんです。
例えば、「自立欲求の高さを発揮した場面はあるかな?」
「この時の私は、挑戦欲求の高さを発揮してたんじゃないかな?」
という風に考えれば、深堀が進みますよね。
5.取り組みを「なぜなに」で深堀
次に、取り組んだことを深堀で具体的にしていきましょう。
この深堀で、強みの根拠となる取り組み内容が見つかります。
下の例のように、「なぜなに」で深堀すればOKです。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukaborirei6-min.png)
1.毎日3時間はサイト運営とSNSでの集客。
→なぜ?→「少しずつで良いから、前に進むことが大切」だと思ってたから。
2.70万円をマーケティングの勉強代に使った。
→何を思って行動した?
→行動とお金を自分に投資することが近道だと思ったから。
3.移動時間も音声で効率的に勉強。
→その時何を思ってた?
→スキマ時間も勉強する程、「目標を達成したい!」と思ってた。
こんな風に考えれば、具体的な取り組みが見えてきますよね。
6.取り組み結果を書く
エピソードの結果がどうなったか、書けば良いだけです。
下の例のように、サラッと書くだけで構いません。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukaborirei7-min.png)
(見事、サイト運営に成功して利益を出せた…!)
ちなみに、「凄い取り組み結果」とかは必要ありません。
何度も言いますが、新卒はポテンシャル採用です。
強みや凄い経験なんてどうでも良いんです。
面接官はあなたの人柄や価値観から、「ウチで活躍できるポテンシャルがあるか?」を見てます。
7.強みを1つに決める
4と5の深堀結果から、強みを1つに決めましょう。
感情や取り組み内容の深堀から、強みがいくつか見えてきたはずです。
例えば、私の場合はこんな感じで、強みが見つかりました。
・最後まであきらめない精神
・根拠のない地震がある
・何が何でも目標達成を目指す貪欲さ
・自己投資や成長欲求の高さ
・マイペースに目標を達成すること
ここから、強みを1つに決めれば良いだけです。
ちなみに、私は下の例の強みに決めました。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/05/hukaborirei8-min.png)
深堀の中で、何度も出てきた言葉だったのでこれにしました。
(ツールでの分析結果でも、強みとして上がってた)
「強みを決められない」場合の対処法
そんな時は、「客観的データ」を利用すればOKです。
自己分析ツールで、いくつか強みが出てきましたよね。
おすすめは、「キミスカ(無料)」の自己分析ツール!
深堀を徹底的にしたいなら、このツールを登録しておいて損なし!
例えば、私ならこの3つが強みと診断されました。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/03/zikobunnsekihukabori2-min.png)
強み1.自立欲求の高さ
強み2.挑戦欲求の高さ
強み3.目標達成意欲の高さ
これと、深堀の結果を見ながら、強みを決めれば良いだけです。
私の場合は、深堀と客観的データの両方で、目標達成意欲の高さが強みでした。
なので、それが強みの決め手になりましたね。
8.価値観を見つける
4と5の深堀結果から、「価値観を3つ」見つけましょう。
ここで見つけた価値観は、就活の軸につながるので重要です。
「なぜ3つか?」というと、価値観が多すぎると当てはまる企業が減ってしまうから。
(5個や10個だと多すぎなので、3個が丁度良い)
深堀の過程で、思考や価値観が見えてきたはずです。
ちなみに、私の場合はこの3つの価値観が見つかりました。
1.挑戦できる環境があること
2.自由度が高い環境であること
3.自立できる環境があること。
「価値観を見つけるのが難しい」って人は、ここでも客観的データを使えば良いです。
例えば、下の図のように、価値観を分析できていますよね。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/03/zikobunnseki2.png)
ここから、自分の深堀と照らし合わせて考えれば良いんです。
これで、自己分析の深堀はお終いです。
自己分析の深堀は何度もやるべき?
結論、1回でOKです。
なぜなら、この記事の手順で自己分析を深堀すれば、十分だからです。
(1日や2日で、人の価値観って変わらんでしょ)
ただ、「企業を選ぶ時」にもう一度自己分析の深堀をするのがおすすめです。
なぜなら、就活をする中で価値観や考えが変わってる可能性があるから。
就活前と価値観が変わってるのに、昔の価値観で決めた企業に入るのはミスマッチになりますよね。
なので、自己分析の深堀は「企業を選ぶとき」に再度行いましょう。
2:自己分析の定義は「自分の軸を理解すること」
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/03/what-i-did-hard-at-my-school10-min.jpg)
自己分析の定義は「自分の軸を理解すること」です。
なぜなら、自分の軸(=考えや価値観)を理解すれば、自分を理解できるようになるからです。
(自分史を書いた「だけ」では自己分析にはなってない)
例えば、図のように自分の軸がわかれば自己分析になります。
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/03/zikobunnsekihukabori1-min.png)
「自分は成長欲求が高いんだな!」「きっと激務な仕事は自由が奪われるから嫌だろうな!」などと自己分析になりますよね。
自己分析の具体的なやり方は「4:自己分析の深堀は「なぜ」ではなく「なに」で行う【例あり】」で解説します。
3:自己分析の深堀の目的と重要性を理解しておこう!
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/02/1-min-1-1.jpg)
自己分析の深堀の目的と重要性は、この3つです。
・確実に評価される自己PRやガクチカを作れるため
・ESや面接での深堀にスラスラ答えられるから
・入社後のミスマッチを防ぐため
まず、自己分析の深堀ができないと「本当にアピールすべき強み」を気付けないことがあります。
(中途半端な強みをアピールしても、内定率は半減するよね…)
また、面接官からの深堀にも困らず答えられますし。
自分の価値観を理解できてるので、「この会社やっぱり合わない…」なんてことも起こりません。
(他にも挙げればきりがない)
なので、自己分析の深堀はめちゃくちゃ大事という訳です。
4:あなたが「自己分析の深堀が浅い」と感じる理由
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2019/10/kaisyou1-min.jpg)
「自己分析の深堀が浅い」と感じる理由は、「ゴールを設定していないから」です。
例えば、自己分析本を何度も読み返すだけとか。
自分史を書いて、「結局なにを見つければ良いんだっけ?」となっていませんか。
その結果、自己PRが書けないし、面接でも深堀に詰まってしまうんです。
(これが、「自己分析の深堀が浅いな…」と感じる原因だったりする)
具体的なゴールの設定や深堀は、次の章で解説します。
5:自己分析の深堀をした後にやるべき2つのこと
![](https://y-shukatsu-y.com/wp-content/uploads/2020/03/what-i-did-hard-at-my-school7-min.jpg)
自己分析の深堀をした後は、「2つのこと」をやっておきましょう。
自己分析の深堀後やること1.「面接の深堀に答えられない」を防ぐ
自己分析の深堀後やること2.「内定率90%越えの対策法」を知る
自己分析の深堀後やること1.「面接の深堀に答えられない」を防ぐ
当たり前ですが、自己分析の深堀をした「だけ」では防げませんよね。
そのために、自己分析の深堀をもとに、これを考えておきましょう。
あなたが作った自己PRのQ&Aを10個作っておきましょう。
自己分析の深堀で、考えや価値観が分かったはずです。
それを見ながら、「この強みである理由は?」「なんでこの取り組みを行ったの?」
と、質問とその答えを考えておきましょう。
(これをするだけで、マジで面接余裕で通るよ!)
自己分析の深堀後やること2.「正しい対策法」を知る
なぜなら、従来の就活は「間違いとムダ」が多いからです。
例えば、「自己分析は何週間も続けよう!」「業界や企業は絞ろう!」とか。
正直、自己分析はこの記事でお伝えした内容で十分ですし。
業界や企業を絞ることは、「可能性を狭めること」なので、危険です。
(こんな風に、従来の就活対策は間違いがある…)
だからこそ、「正しい就活対策」を知る必要があります。
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今回は、「自己分析の深堀」について徹底解説しました!
深堀のポイントは、「なぜ」と「なに」と質問することです。
自己分析の深堀は、この記事を読めば完璧にできますよ!
「一瞬であなたが欲しいと思わせる!自己PRの書き方【新卒】」の記事も人気です。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました。