大手就活サイトを見ても、イマイチやり方がわからないですよね。
人生グラフや他己分析、自分史や就活本など、やり方が多すぎて戸惑うと思います。(私もそうだった)
自己分析のやり方を理解しても、どこまで深堀すれば良いのかわからず、手が止まることも…。
なので、上記をどの記事よりもわかりやすく解説しますね。
この記事で紹介する、「7ステップのやり方」さえ実践すれば完璧に自己分析ができますよ!
7ステップのやり方と例文、深堀のゴール。自己分析できない時の解決法な度も紹介。
私がお伝えする自己分析は、強みや自己PR、価値観や就活の軸が一度に見つかるやり方です。
実際に、こんな風に自己分析と深掘りを進めていきます。
今はやり方がわからなくても、徹底解説するので安心してくださいね。
✔Kae(筆者)
1:もう自己分析で挫折しない!7ステップのやり方
ステップ1.ゴールを可視化
ステップ2.客観的データを用意
ステップ3.自己分析の素材を3つ用意
ステップ4.「なぜ」と「なに」で深堀
ステップ5.自己分析素材全てで4を行う
ステップ6.強み・自己PRネタを1つに決定
ステップ7.価値観から就活の軸を3つに決定
上記のやり方なら、「自己分析できない」なんて悩みは吹き飛びます!
7ステップのやり方で完成した自己分析の例!
紹介した7ステップのやり方なら、30分くらいでできますよ。
①自己分析のゴールを可視化
強みと自己PRネタ・価値観から就活の軸を見つける
②客観的データを用意
※注意!紹介したツールで客観的データを用意しておこう
③自己分析の素材を3つ用意
1.大学4年の時に事業を始めたこと
2.沖縄でダイビングの資格を取ったこと
3.部活を頑張ったこと
④「なぜ」と「なに」で深堀
1のエピソードを深堀
⑤自己分析素材すべてで④を行う
残りの2と3のエピソードも深堀
⓺強み・自己PRネタを1つに決定
強み:もくひょうたっせいいよくの高さ
自己PRネタ:大学4年の7月、私一人で収益化のために就活サイトを立ち上げたこと
⑦価値観から就活の軸を3つに決定
1.自立できる環境があること
2.自由度が高いこと
3.挑戦できる環境があること
この自己分析シートで効率的に自己分析!
就活戦略では、おすすめの自己分析シートがあります。
さっき紹介した、7ステップのやり方で使えるシートですし。自分でノートに書くより、効率的に自己分析ができますよ。
下記から、無料でDLできるので使ってくださいね。
自己分析シートは「【無料で自己分析シート配布】この内容だけで完璧【内定者が解説】」でも解説しています。
自己分析をやる前に、定義と目的を理解しておきましょう。(理解すれば、自己分析で悩まなくて済む!)
自己分析の定義を知ればやり方で失敗しない
結論、「過去のできごとを深堀して、強みと価値観を見つけること」です。
この定義・目的を知っておけば、かなり楽に自己分析できるんです。
なぜなら、「見つけることが明確になる」から。
自己分析に苦手意識がある人ほど、定義があいまいだったりしませんか?
実際、私は定義なんて気にせずに自己分析してました。
その結果、考えなくて良い短所に目が行き。「なんで私って、こんなにダメな性格なん…」と落ち込んでたんですよね。
でもこれって、自己分析の定義を知っていれば、防げた話です。
なので、就活戦略を読んでるあなたは、定義を知っておいてくださいね!
【自己分析の目的】2つのゴールを知ればやり方は簡単
ゴール1.強みと自己PRネタを見つける
ゴール2.価値観から就活の軸を見つける
これさえ知っていれば、かなり簡単に自己分析できますよね。(この2つ以外は見つけなくて良いから)
「なぜこの2つなの?」というと、全ての質問に応用できるからです。
・強みと自己PRネタ
→ガクチカや挫折経験、頑張ったことなどに使える!
・価値観と就活の軸
→志望業界や企業選び、志望動機などに使える!
こんな風に、面接で聞かれる質問は、ほぼ網羅できます。
大手就活サイトでは、「ハマった遊びを見つけよう!」とか書いてますが…。論外だと分かりますね。
就活戦略を読んでるあなたは、そんなムダな自己分析はしなくてOKです。
では、具体的に自己分析のやり方を徹底解説していきます。
詳しいやり方や例は、「【徹底解説】自己分析の例を紹介!【自己PRへの繋げ方】」でも解説中。
▼今このステップにいるよ!(すぐできるから大丈夫!)
ステップ1.ゴールを可視化
冒頭でも伝えた通り、ゴール設定ができていないから「自己分析のやり方がわからない」んです!
ゴールを決めないと、終わりがわからず、ずっと自己分析し続けることになりますよね。
下記2つのゴールが見つかったら、自己分析は終了でOKです!
【自己分析のゴール2つ】
ゴール1.強みと自己PRネタを見つける
ゴール2.価値観から就活の軸を見つける
上記2つのゴールさえ見つければ、就活で頻出質問の自己PRやガクチカに答えることができますし。
価値観や就活の軸がわかることで、業界や志望動機も作れるからです。
必ずステップ1つ目にゴール設定をしておきましょう。
ステップ2.客観的データを用意
自分1人で自己分析するから、悩んでばかりで前に進めないんです。(実際私がそうだった)
なので、自己分析に詰まった時の参考用に、客観的(数値やグラフ)なデータを用意しておきましょう。
【客観的データ】
①挑戦欲求
②自立欲求
③向上欲求の3つが高いとわかる!
客観的なデータは、他己分析or自己分析ツールを使うのがおすすめです。
客観的なデータが用意できたら、ステップ3に進みましょう。
ステップ3.自己分析の素材を3つ用意
過去のエピソードから、自己分析する素材を3つ決めましょう。
いきなり3つに絞らず、思いだせるエピソードをすべて書きだすのがコツです。
下記の画像のように、バーッと書き出してみてください。
【ステップ③自己分析の素材を3つ用意】
大学4年の時に事業を始めたこと
部活を頑張ったこと
沖縄でダイビングの資格を取ったこと
成績優秀者に選ばれたこと
フルマラソンに出たこと
エピソードの凄さは気にせず書きだすのがポイントです。
「凄い実績を書こう!」とするから、自己分析ができないんですよね…。(過去の私みたいに)
そもそも、新卒の就活では「実績」ではなく、「性格」を評価されています。
つまり、凄い実績の自己PRやガクチカを求められていないんです。
※また、絶対に100個の質問に答えたりはしないでくださいね。
100個もの膨大な質問に答えると、100個の答えをまとめる必要があります。
情報量が多すぎるから、答えがわからず躓いてしまうんです。
過去のエピソードを書き出せたら、3つに絞っていきましょう。
やり方は簡単で、自信のある内容から順に順位を付けるだけです。
【ステップ③自己分析の素材を3つ用意】
1位:大学4年の時に事業を始めたこと
2位:沖縄でダイビングの資格を取ったこと
3位:部活を頑張ったこと
「なぜ1~3位まで決めるの?」と言うと…。
ESや面接で自己PRやガクチカを、3つ聞かれることがあるためです。
この段階で、3つエピソードを用意しておけば、ネタに困らずに済みますよね。
▼次はこのステップに進むよ!(もう半分まで来た!)
ステップ4.「なぜ」と「なに」で深堀
エピソードを1つずつ深堀して、強みや価値観を見つけていきます。
深堀をすることで、自己分析のゴール2つ(強みと自己PRネタ・価値観から就活の軸を見つける)がわかります。
ただ、「自己分析のやり方がわからない」人の多くが、深堀ができないのではないでしょうか?
そこで、深堀方法を8ステップで徹底解説しました!
これが一番簡単な深堀のやり方!
深堀ステップ1.エピソードの背景を書く
深堀ステップ2.印象に残っていることを書く
深堀ステップ3.印象に残っていることの背景を書く
深堀ステップ4.感情を「なぜなに」で深堀
深堀ステップ5.取り組みを「なぜなに」で深堀
深堀ステップ6.取り組み結果を書く
深堀ステップ7.強みを1つに決める
深堀ステップ8.価値観を見つける
実際に、具体的な深堀のやり方を解説しますね。
「自己分析が悩まずスラスラできる!8ステップの深堀方法【簡単】」でも解説しています。
▼ここからは深堀のやり方を8ステップで解説!
深堀ステップ1.エピソードの背景を書く
自己分析のステップ3で、エピソードを3つ見つけましたよね。
そのうち1つのエピソードを、深堀しましょう。
エピソードの背景を深堀することで、自己PRの説明文が完成します。(自己分析が終わるころには、自己PRも完成してることになる!)
最終的に、3つ全てのエピソードを深堀します。
ですが、ややこしいのでとりあえず1つずつ深堀していけばOKです。
【深堀ステップ①エピソードの背景を書く】
大学4年の7月、私が一人で収益化のために就活サイトを立ち上げたこと
深堀ステップ2.印象に残っていることを書く
エピソードで、辛かったことや挑戦したこと、嬉しかったことを書きだしましょう。
印象に残っていることが、自己PRネタになります。
【深掘りステップ②印象に残っていることを書く】
サイトを運営して6カ月間、利益が0だったこと
深堀ステップ3.印象に残っていることの背景を書く
印象に残っていることを深堀して、自己分析を深めてきましょう。
私は、サイトの集客に困った経験を深堀してみました。(一番印象に残っているので)
【深堀ステップ③印象に残っていることの背景を書く】
私一人で7月に事業を始めたけど、集客に苦労した。記事を書いてもSNSで宣伝しても、人が集まらない状態が6カ月間続いた。
ここでも、凄い経験を伝える必要はありません。
何度も伝えますが、新卒の就活で評価されるのは「性格」です。
なので、経験の凄さではなく「どれだけ思い入れがあるか?」をベースに考えましょう。
▼次はこの深堀ステップに進むよ!(あと半分!)
深堀ステップ4.感情を「なぜなに」で深堀
印象に残っていることに対しての、感情を深堀していきます。
感情を深堀することで、自己分析のゴールの「①強みと自己PRネタ、②価値観から就活の軸を見つける」手がかりになります。
私の場合は、印象に残っている経験(サイトの集客に困った経験)に対して、下記の感情がありました。
上記をスタート地点として、感情を「なぜなに」で深堀していきます。
【深堀ステップ④感情を「なぜなに」で深堀】
「卒業までに成功するか不安」→なぜ?→「時間も能力もない自分には無理」と思っていたから。「月に1万でも稼げれば良い!」と言う一心だった。
一方で「自分なら達成できる、最後まであきらめない!」という強い思いもあった。→なにがそう思わせた?→根拠のない自信があったから。→なぜ?→自分で決めたことは達成しない時が済まない性格だから。
今の段階では、強みと自己PRネタ、価値観から就活の軸を完璧に見つけ出せなくて構いません。(後述するステップで説明)
ポイントは、「なぜ」だけでなく「なに」でも深堀することです。
「なぜ」の深堀で答えが出ないなら「なに」も使おう!
自己分析のやり片がわからない原因として、「正しい答えなのかわからない」パターンがあります。
正しい答えなのかわからない原因は、深堀結果が抽象的だからです。
「なぜ」だけでの深堀だと、答えが抽象的になってしまいます。
しかし、「なに」で深堀することで、具体的な答えが見つかるんですよね。(研究でも立証済み)
なので、「なぜ」と「なに」も使って深堀をしましょう。
深堀ステップ5.取り組みを「なぜなに」で深堀
感情だけでなく、取り組みも深堀していきます。
取り組みを深堀する過程で、自己分析のゴール(①強みと自己PRネタ・②価値観から就活の軸)が見つかるんです。
私の場合は、サイト集客に困った経験(印象に残っている経験)の解決策として、下記3つに取り組みました。
取り組み1.毎日3時間はサイト運営とSNSでの集客
取り組み2.70万円をマーケティングの勉強台に使った
取り組み3.移動時間も音声で効率的に勉強
上記の取り組んだことすべてを、1つずつ深堀していきます。
【深掘りステップ⑤取り組みを「なぜなに」で深堀】
1.毎日3時間はサイト運営とSNSでの集客。→なぜ?→「少しずつで良いから前に進むことが大切だと思った」から。2.70万円をマーケティングの勉強台に使った。→なにを思って行動した?→「行動とお金を自分に投資することが、成功への近道だと思った」から。3.移動時間も音声で効率的に勉強。→その時何を思ってた?→スキマ時間も勉強するほど「目標を達成したい!」と思ってた。
何となく、自分の価値観や強みが見えてきましたよね。
今の段階では、完璧な強みと自己PRネタ、価値観から就活の軸を見つけ出せなくて構いません。(後述するステップで説明)
取り組みの深堀をするポイントも、「なぜ」と「なに」で深堀することです。
▼次はこのステップ!(もうすぐ深堀は完了!)
深堀ステップ6.取り組み結果を書く
深堀ステップ5で書きだした取り組みの、結果を書きましょう。
ここで結果を書いておくことで、説得力のある自己分析になります。
また、自己PRを考えるときにスラスラ書けるのでおすすめです。
【深掘りステップ⓺取り組み結果を書く】
結果、月40万円の利益を達成した
結果は、サラッと書いておくだけでOKです。
何度も伝えますが、例のように凄い結果は必要ありません。(実績は不要で、必要なのは内面が伝わることだから!)
「読書を月1冊できた!」とか、「サークルの大会に向けて練習を頑張れた!」レベルでOKです。
深堀ステップ7.強みを1つに決める
深堀ステップ4と5で、感情と取り組みを深堀しましたよね。
その深堀で、あなたの強みが見えてきたと思います。
例えば私なら、下記のような強みになりそうな深堀結果がありました。
【深堀ステップ④で見つかった強みになりそうな深堀】
・一方で「自分なら達成できる、最後まであきらめない!」という強い思いもあった。
→「負けず嫌いで、向上心が高い強みがあるかも!」とわかる!
・根拠のない自信があったから。
→「もしかして結構ポジティブなのかな!」と気づける
・自分で決めたことは達成しない時が済まない性格だから。
→「目標の達成意欲が高い!自由な環境なら伸びる性格かも」とわかる!
【深掘りステップ⑤で見つかった強みになりそうな深堀】
・「少しずつで良いから前に進むことが大切だと思った」から。
→「困難でも、負けずに取り組める強みがある!」と気づける!
・「行動とお金を自分に投資することが、成功への近道だと思った」から。
→「向上心があることが強みだな」とわかる!
・スキマ時間も勉強するほど「目標を達成したい!」と思ってた。
→自己成長の意欲がかなり高いことがわかる!
下記が、深堀結果から見つかった強みを並べたものです。
上記から、強みを1つに選ぶだけです。(カンタン!)
【深掘りステップ⑦強みを1つに決める】
強み:目標達成意欲の高さ
1つのエピソードを深堀して、強みを1つに決めることができましたね!
▼次は最後の深掘りステップ!(もう少し!)
深堀ステップ8.価値観を見つける
自己分析のゴール②「価値観から就活の軸を見つける」に取り掛かりましょう。
深堀のステップ4と5で、あなたの価値観になりそうな文章が見つかったはずです。
私なら、下記の価値観になりそうな深堀結果が見つかりました。
【深堀ステップ④で見つかった価値観になりそうな深堀】
・一方で「自分なら達成できる、最後まであきらめない!」という強い思いもあった。
→「挑戦し続けられる環境がある会社が向いてるかも!」とわかる!
・自分で決めたことは達成しない時が済まない性格だから。
→「自由度が高く、裁量権のある会社が良いのかも」と気づける。
【深掘りステップ⑤で見つかった価値観になりそうな深堀】
・2.70万円をマーケティングの勉強台に使った。
→「成長の為なら自己投資も惜しまない価値基準」だとわかる。
・3.移動時間も音声で効率的に勉強。
→「好きなことは、プライベートも捨てて取り組みたい性格かも」とわかる!
下記が、深堀からわかった価値観をまとめた内容です。
上記から、価値観を3つに選べば良いだけです。
私の場合は、下記の3つにしてみました。
【深掘りステップ⑧価値観を見つける】
価値観1.自立できる環境があること
価値観2.自由度が高いこと
価値観3.挑戦できる環境があること
これで、1つのエピソードから、上記3つの価値観を見つけ出すことに成功しましたね!
価値観を見つける時におすすめの方法
価値観を見つける自己分析のやり方を、記事で解説しました。
「【知らないと損】自己分析で価値観を知る簡単な方法【3ステップ】」も併せて読んでみて下さいね。
では、自己分析のステップ5に戻りましょう。
現時点では、1つのエピソードだけで深堀をしましたよね。
さらに、残り2つのエピソードも深堀して、①強みと自己PRネタ。②価値観から就活の軸を見つけていきます。
▼次は自己分析のやり方に戻るよ!(頑張って!)
ステップ5.自己分析素材全てで4を行う
さっきの章までで、1つのエピソード(深堀素材)だけを深堀しましたよね。
なので、残りの2つのエピソードも同様に深堀しましょう。
深堀のやり方は、さっきの8ステップに沿ってやればOKです。
ステップ6.強み・自己PRネタを1つに決定
1~3位のエピソードの深堀をしたら、強みと自己PRネタ3つずつ見つかったはずです。
なので、ESに選抜として使う「強み・自己PRネタ」を1つに決めましょう。
(残り2つの自己PRネタと強みは、ガクチカや2個目の自己PRを聞かれた時などに使えば良い)
今の段階で決めておくことで、ES募集が始まってすぐに提出できるので楽ですよ。
私の場合は、下記3種類の自己PRネタと、強みが見つかりました。
【深堀でわかった、3種類の自己PRネタと強み】
・エピソード1位:大学4年の時に事業を始めたこと
→強み:目標達成意欲の高さ
・エピソード2位:沖縄でダイビングの資格を取ったこと
→強み:挑戦意欲の高さ
・エピソード3位:部活を頑張ったこと
→強み:向上心の高さ
上記から、選抜で使う強み・自己PRネタを1つ選んでおきます。
【強みと自己PRネタを1つに決定】
・エピソード1位:大学4年の時に事業を始めたこと
→強み:目標達成意欲の高さ
上記を、ESや面接で選抜として使う、強みと自己PRネタにすれば良いですね。
自己分析に役立つ!評価UPの長所一覧を紹介!
面接官からの評価が上がる、5つの強みがあると知っていますか?
(Googleの採用制度でも評価基準になっているほどの強み!)
詳しくは「【自己分析の強み一覧】見つけた強みの言い換え例も紹介【簡単】」で解説しています。
ここまでで、自己PRネタに使えるエピソードの背景~結果が見つかりました!
そして、エピソードに関する強みも見つけることができましたね。
これで、自己分析のゴール①「強みと自己PRネタを見つける」が完成です!
後は、深堀ステップ8で、自己分析ゴール②「価値観から就活の軸を見つける」を達成するだけ。
ステップ7.価値観から就活の軸を3つに決定
1~3位のエピソードを深掘りしたら、価値観も3つずつ見つかったはずです。
合計9つの価値観から、3つだけを選んでいきましょう。
「なぜ3つに絞るのか?」というと…。9個全ての価値観に合う企業は存在しないからです。
10個や20個など、多くの価値観にマッチする企業を探すから、企業選びができないんですよね。
私の場合は、下記9つの価値観が見つかりました。
【エピソード1~3位の深堀で見つかった価値観】
若いうちから裁量権があること・自立できる環境があること・将来的に独立できる会社が良いかも・上司や部下は関係なく意見を言い合いたい・自己投資を続けていたい・自由度が高いこと・挑戦できる環境があること・常にお手本となる人材がいる環境が良い・経験にお金を使いたい
そして、3つの価値観に絞ったものが下記です。
【3つに絞った価値観】
価値観1.自立できる環境があること
価値観2.自由度が高いこと
価値観3.挑戦できる環境があること
上記を基に、就活の軸や企業を選んでいけば良いだけですね。
これで、自己分析のゴール②「価値観と就活の軸」も見つかりましたね!(お疲れ様!)
以上が、7ステップでの自己分析のやり方です。
これだけだとつまらないので、おすすめの自己分析ツールや。すぐ使える自己分析シート、やり方のポイントも解説しますね。
2:就活生から「6社内定しました!」と連絡が…
ある夜、私のスマホが「ピロン!」と鳴りました。見てみると、ある男子就活生からTwitterのDMが一件。
そこには、「内定6社頂きました!」と書かれていたんです!
この就活生は、私の公式LINEで対策法を受け取っていた子でした。
「Kaeさんの対策や思考を真似て、内定できました」とのこと。(私は本人の努力も大きいと思ってますが)
実際に届いたDMがこちら。
「この男子就活生だからうまくいった」と思うかもしれません。
しかし、正しく対策ができていなければ…。内定を逃していた可能性もありますよね。
卒業旅行が近づいても、内定が0のままだったかもしれません。
6社も内定できた理由は、たった1つ
「誰よりも行動し続けたから」です。
私が配信していた対策法を学び。実践と改善を繰り返していたから、だと思ってます。
行動力のある人は、就活の成功率も高くなるんですよね。
もし、内定が欲しい企業があるなら私の「公式LINE(無料)」がおすすめです。
対策法を随時配信しています。
(現在、959人が参加してくれてます)
※期間限定で、「強みがなくても書ける!自己PR作成法」などが知れる、電子書籍もプレゼント中!
友達追加は下記からどうぞ。
無料で参加できますし、こういう時に行動できる人は内定も余裕だと思っています。
3:「やりたいことがない」なら自己分析は不要です!
もしあなたが、下記の条件2つに当てはまるなら、自己分析は不要なんです。
下記2つの特徴に当てはまる人は、「自己分析しない方が良い人」です!
— Kae/業界No.1企業内定 (@y_shukatsu_y) April 19, 2020
特徴1.自己分析しても強み・価値観が不明
特徴2.志望業界や職種が不明
特に、「考えてもやりたいことがない!」って人は、自己分析しない方が良い。「今」答えが出ないだけだから。選考を受けながら考えていけばOKです。
下記2つの特徴に当てはまる人は、「自己分析しない方が良い人」です!
特徴1.自己分析しても強み・価値観が不明
特徴2.志望業界や職種が不明
特に、「考えてもやりたいことがない!」って人は、自己分析しない方が良い。「今」答えが出ないだけだから。選考を受けながら考えていけばOKです。
実際、私は途中から自己分析をしていませんでした。
なぜなら、「自己分析し続けても終わりがないな」と思ったから。
「頭で考え続けるより、行動しつつ考えた方が良いな」と思ったんですよね。
だから、ほぼ全ての業界にエントリーしました。(プレエントリー400・ES提出140)
そうすれば、選考の途中で「やっぱこの業界が良いかも!」って見えてきます。
結果、志望度も高い業界No.1企業に内定できました。
なので、自己分析をしない選択もありですよ!
就活生の3人に1人が使ってる!自己分析ツール
その自己分析ツールとは、「キミスカ(無料)」です。
就活戦略で一番おすすめの、ツールなんですよね。
私も使ったんですが、試した20種類の中で一番高精度でした。
というのも、グラフと数字で「超客観的」に分析できるんです。
「なぜ客観性が大事なの?」というと。人は主観になると、判断力が2倍下がるから。
そして、自己分析って一人でやるので、主観的になりますよね…。
つまり、自身の強みを「2倍も間違えてしまう」ってこと。
実際、私も就活生の時、主観的に自己分析してしまってました。(あの時にこのツールを知っていれば…!)
強み弱み、適職など10種類以上を分析できますよ。
登録が必要ですが、無料で30秒もあればできますし。優良企業からの、逆オファーも来るのでおすすめです。
ツールを使うなら、下記からどうぞ。
詳しい使い方などは、「【自己分析ツール】この1つで十分!【無料・簡単・高精度】」でも解説しています。
4:【自己分析ができない人の共通点】絶対にダメなやり方をしている
ダメなやり方1.幼少期の思い出を深堀している
ダメなやり方2.100個の質問に答えている
ダメなやり方3.就活本を使っている
ダメなやり方1.幼少期の思い出を深堀している
なぜなら、幼少期の思い出を深堀しても、自己分析に必要なゴールにたどり着かないからです。
幼少期の思い出を深堀しても、①強みと自己PRネタ。②価値観から就活の軸は見つかりません。
また、20年以上も時間が過ぎていれば、趣味や思考も変わっていますよね。
なのに、幼少期の思い出を使って自己分析するのは非効率です。
記事で紹介した7ステップのやり方で自己分析しましょう。
ダメなやり方2.100個の質問に答えている
「100の質問に答えよう!」とかは信じなくて良いですよ。
そもそも、100問答えてまとめられますか?
3問だけで自己分析できるのに、時間がムダ過ぎますよね。
質問形式で自己分析をするなら、下記3つの質問だけでOKです。
質問項目1.絶対に譲れないことその1は何?
質問項目2.絶対に譲れないことその2は何?
質問項目3.絶対に譲れないことその3は何?
詳しいやり方は「【自己分析】自分史に必要な項目は2つだけ【内定者が解説】」で解説しています。
ダメなやり方3.就活本を使っている
正直、就活本の多くが「何年も使い回した自己分析のやり方」が載っているからです。
この記事のように、1年に何度も情報を新しく書き換えたりしていないことが多いんですよね。
あと個人的な意見ですが、就活本の自己分析のやり方で、役立つ情報を見たことがありません。
(就活本を読むくらいなら、就活戦略の記事を読んだ方が100倍タメになる!)
なので、自己分析ができない人は、就活本の利用を今すぐ辞めましょう。
5:【その他の自己分析】おすすめのやり方ランキング
7ステップの自己分析以外の、他のやり方も紹介しますね。
試しやすいように、ランキング形式にしてみました!(断トツでおすすめは7ステップのやり方!)
【その他の自己分析のやり方!おすすめランキング】
1位:他己分析
2位:自己分析ノートを使うやり方
3位:人生グラフを使った自己分析
4位:自分史を使うやり方
5位:マインドマップを使うやり方
6位:SWOTを使うやり方
1位:他己分析
第三者に分析してもらうやり方ですね。
自己分析は客観的であるほと、正確な強みが見つけられます。
(人は主観になると、判断力が2倍下がり、客観だと2倍上るため)
なので、他己分析を1位にしました!
他己分析も、おすすめの7ステップのやり方があるんですよ。
他己分析のやり方は「簡単!他己分析のやり方7ステップ【最強の強みが見つかる】」で解説しています。
2位:自己分析ノートを使うやり方
ツールや本で本ではなく、ノートを使うやり方ですね。
他己分析の次に、やりやすいやり方なので2位にしました!
すぐ見返せて、記憶にも残りやすいのでおすすめです。
やり方は「【自己分析ノートの作り方】3ステップですぐできる【例文あり】」を読んでくださいね。
3位からは、自己分析のやり方ではありますがあまりおすすめしません。(一応紹介)
3位:人生グラフを使った自己分析
X軸とY軸を使って、人生の波を可視化するやり方ですね。
自己分析のやり方として有名ですが、個人的にはやりにくい印象です。
ただ、自己PRやガクチカネタを見つけるきっかけには使えますね。
やり方は「【自己分析】人生グラフは5ステップで完成【テンプレート・例】」をどうぞ。
4位:自分史を使うやり方
自分史も有名なやり方ですが、時間がかかるので4位にしました。
正直、自分史を書いても情報量が増えすぎてまとめられないんですよね。
どうしても自分史を買いたい場合は「【自己分析】自分史のテンプレを紹介【業界No.1内定者が解説】」をどうぞ。
5位:マインドマップを使うやり方
1つの項目を、枝分かれさせた先で深堀するやり方ですね。
直感的に自己分析できるのが魅力です。
ただ、ツールを使う必要があり、人によっては使えないため5位にしました。
やり方は「【自己分析】マインドマップの書き方・例【5ステップで簡単】」で解説しています。
6位:SWOTを使うやり方
SWOTは、自己分析より企業分析に向いています。
なので、SWOTは自己分析におすすめしません。(やり方としてよく出てくるけど)
やり方は「【残念】swotでの自己分析は無意味です【就活のプロが解説】」で解説しています。
6:3つの注意点で自己分析のやり方の精度を上げよう!
注意点1.強みやエピソードの凄さはいらない
注意点2.自己分析はいつから?今から!
注意点3.自己分析のやりすぎがダメな理由
注意点1.強みやエピソードの凄さはいらない
なぜなら、面接官が1番知りたいことが「あなたの人柄」だからです。
その証拠に、下の画像をみてください。
左の、面接官が見ているポイントに注目。
「人柄を見ている」が、90%を超えてますよね。
つまり、「強みや凄いエピソードなんていらないから、人柄を教えて!」ってことなんです。
そもそも、新卒はポテンシャル採用です。
凄い経験を求めているなら、中途採用をするはずですよね。
なので、「強みやエピソードがショボい」と落ち込む必要はありませんよ!
それより、人柄を伝える自己PRを書くことに専念しましょう。
注意点2.自己分析はいつから?今から!
早いに越したことはありません。
新卒の就活は、いかに早く行動できたか?が大きなポイントです。
対策する期間が長いほど、あなたの就活力も上がります。
だったら、早いうちから自己分析した方が得ですよね。
実際私も、大学2年から就活を始めてました。
SPIの勉強から始まり、自己PRを作成して…。
その結果、友達の誰よりも早く、早期内定できたんです。
しかも、業界のトップ企業に。
就活戦略を読んでくれてるあなたは、行動力があります。
その行動力を活かして、すぐに対策をしておけば良いことありますよ。
詳しくは「【自己分析はいつから始める?】今すぐやるべき!【半日でできる】」で解説しています。
注意点3.自己分析のやりすぎがダメな理由
「自己分析をしたのに、1週間後にまたやり直す」とかはやめた方が良いです。
なぜなら、強みや価値観はすぐ変わらないから。
例えば、「リーダーシップの高さ」が強みなのに。
1週間後に、「縁の下の力持ち」になったりしないですよね。
この辺りは「【断言】自己分析のやりすぎは不要!【2回で十分です】」で解説しています。
もし、何度自己分析してもうまくできないなら、やり方を間違えてます。
その場合は、就活戦略で紹介した7ステップのやり方を使ってくださいね。
7:もっと簡単に自己分析するやり方【3ステップ】
就活戦略では、「簡単にできる自己分析のやり方」も解説しています。
詳しくは、「【簡単な自己分析】3ステップのやり方で就活を無双しよう!」をどうぞ。
8:こんな自己分析のやり方の疑問をスパッと解決!
質問1.自己分析はいつから始めた方が良い?
質問2.自己分析が終わった後何をすべきか?
質問3.他の自己分析のやり方【自分史・人生】
質問4.おすすめの自己分析本はこれ1冊
質問1.自己分析はいつから始めた方が良い?
今すぐ、始めましょう!
なぜなら、自己分析が遅いほど不利になるからです。
自己分析をしない限り、強みも価値観も見つかりませんよね。
そのため、自己PRや就活の軸の作成が、周りより遅れてしまいます。
結果的に、選考への参加も遅れてしまうんです。(だから、内定を取り逃す…)
記事をここまで読んでるあなたなら大丈夫!今すぐ行動しましょう!
質問2.自己分析が終わった後何をすべきか?
ズバリ、「性格が伝わる自己PR作成」です。
さっきも伝えた通り、面接官が一番知りたいことは「あなたの人柄」。
そして、人柄は自己PRで伝えることができるんです。
正直、人柄が伝わらない自己PRだと、即落とされます。
実際、私も採用をすることがあるんですが。
性格が伝わらない自己PRって、読んでいてつまらないし。
「面接したい!」と覆えないんですよね…。
しかし、人柄が伝わる自己PRが書ければ。
ESや一次面接の通過は、当たり前になります。
なので、自己分析のやり方を知った後は、自己PR作成が大切です。
このあたりは「OpenESの自己PRは「性格を伝える」書き方が重要!【例文あり】」で解説しています。
質問3.他の自己分析のやり方【自分史・人生】
7ステップのやり方以外の、自己分析のやり方を紹介しますね。
就活戦略では、自分史と人生から自己分析するやり方も解説してます。(7ステップのやり方が最強なので、あまりおすすめしませんが…)
>>【悲報】自分史での自己分析はNG【トップ企業内定者が解説】
>>【自己分析】人生を振り返るのはNG!【5ステップでOK】
質問4.おすすめの自己分析本はこれ1冊
おすすめは、「超客観力」の1冊だけです。
冒頭でも伝えた通り、自己分析は客観性が大切です。(主観で自己分析するやり方は、判断力が2倍下がるから)
その客観力が鍛えられるのが、この本なんですよね。
以前、「【自己分析】客観的でないと失敗する【業界No.1内定者が断言】」の記事を書いたんですが…。その後に、この本と出会いました。
正直、ストレングスファインダーとかより、よっぽど役立ちます。
実際に、ストレングスファインダーを使ったことがあるんですが…。
本が分厚すぎて読むのがダルくて、仕方ないんですよね。
その点、「超客観力」はスラスラ読めてしまいます。
就活において、「情報にお金を惜しまない」のは超重要です。
この機会に、お金で情報を買ってみると、今より前に進めますよ。
9:自己分析の結果を選考で活かす対策のやり方
7ステップのやり方で自己分析を終えたら、結果を選考に活かしましょう。
その1.自己PRを作成する
その2.志望企業を見つけてみる
その1.自己PRを作成する
紹介した7ステップの自己分析のやり方なら、強みと自己PRネタが3つずつ見つかっているはずです。
また、自己PRネタの背景~結果までも深堀できていますよね。
なので後は、型に当てはめれば簡単に自己PRが完成するんです。
自己PRの作成法は「一瞬であなたが欲しいと思わせる!自己PRの書き方【新卒】」を参考にしてください。
その2.志望企業を見つけてみる
7ステップの自己分析のやり方で、価値観を3つに決めましたよね。
3つの価値観を基に、志望企業を見つけてみましょう。
ポイントは、業界にとらわれないことです。
3つの価値観にさえマッチすれば良いので、どの業界でも関係ありません。
業界を広く見て就活をするほど、満足度が上がるのでおすすめです。
自己分析の結果から業界や適職を見つける方法とは
・業界は絞らないことがポイント!
・3つの価値観を基準に職業を選ぶ
業界は絞らないことがポイント!
自己分析の結果がわかっても、業界は絞らない方が良いです。
なぜなら、「業界を絞る=自分の可能性を狭める」ことになるから。
就活での満足度が高い就活生ほど、広く業界を見ています。
逆に、業界を絞った学生ほど、「やっぱりこの会社合わない…」と後悔することが多いんです。
なので、広く業界を見るようにしましょう。
3つの価値観を基準に職業を選ぶ
自己分析で見つけた3つの価値観を基準に、適職を選びましょう。
つまり、価値観が合うなら「どんな職業でも良い」ことになります。
「好き」を基準に仕事を選ぶから、入社後にミスマッチが起きて退職することになるんです。
しかし、価値観を基準に選べば、ミスマッチを防げますよね。
なので、3つの価値観を基準に適職を選びましょう。
✔就活生から「6社内定しました!」と連絡が…
ある男子就活生からTwitterのDMが一件。
そこには、「内定6社頂きました!」との文字が!
この就活生は、私の公式LINEで対策法を受け取っていた子でした。
「Kaeさんの対策や思考を真似て、内定できました」とのこと。
この記事を読んだ就活生は、「100%通過するOpenESの書き方!【例文あり】」も読んでくれています。
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!